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キンシャサは囮か?

西は、桜花賞トライアルの「チューリップ賞」で、いよいよ、クラシックシーズンへ突入。
ブエナビスタは、ホントに本物なのか。
アンカツがどう乗って、どんな勝ちっぷりをみせるか、見るレースだろう。

東は、毎年荒れている「オーシャンステークス」。
キンシャサノキセキが1番人気だが、この3.9倍という単勝オッズをどう見るかだ。
ためしに、昨年のこのレースをみてみると、スプリンターズステークス2着~京阪杯1着で、3ヶ月半の休み明けで出てきたサンアディユが1.7倍の圧倒的な人気だったが、ドンジリ負け。
勝ったのは、きょうも出ているプレミアムボックスで、7番人気の19.6倍だった。
2着に12番人気のエムオーウィナー(短距離に実績がありながら、成績はふるわず、しかし、スプリンターズSには出走していた格上の馬)で、馬連46370円だった。
3着に6番人気のナカヤマパラダイスが突っ込んだから、3連複で20万馬券、3連単で200万円馬券になってしまった。

今年は、キンシャサをどう見るかだろう。
高松宮記念、スプリンターズS2着は、ここでは抜けた実績で、人気になるのもやむをえない。
しかし、狙いは次走の高松宮記念のはず。
昨年も、休み明けで出てきた阪急杯で、2番人気で5着になっている(その後、高松宮で2着)。
JRAの、2008年度のJPNサラブレッド・ランキングでは、レーティング114で、このメンバーの中では最上位。
次が110のアイルラヴァゲイン、そしてプレミアムボックス(104)、サープラスシンガー(103)と続いている。
ちなみに、先週の阪急杯(GⅢ)を勝ったビービーガルダンは113、2着のローレルゲレイロは114だった(阪急杯のメンバーの中でレーティングトップはファイングレインの116だったが、斤量59キロで、高松宮記念狙いは歴然としていた)。
というわけで、レーティングからはキンシャサが勝って不思議はないが、昨年のサンアディユのように「囮」かもしれないと疑ってかかる必要もある。

アポロドルチェは、JRAの3歳(昨年)のレーティングで111。
ランキングの9位で、短距離ではトップのランキングになっている。
アイルラヴァゲインが勝った昨秋のフクシマ民友カップ(サープラスシンガーが2着)では、1番人気に支持されていたので、これも注意が必要だろう。

こうした実績馬に、アーバニティ、モルテグランデなどの上昇馬がどうからむか。
11時現在では、アイルラヴァゲインが19.6倍、プレミアムボックスが23.1倍でZゾーンにいる。
2、3着には10番人気以下の馬もからんでくる可能性もあり、一筋縄ではおさまりそうにない。

阪神「武庫川S」は、前に1600万クラスのハンデ戦に出走していて、今回、その時よりも1、2キロ増量されている馬が4頭もいる。
1番人気のヒカルオオゾラはこのクラスを勝ち、エプソムカップ2着ばだから58キロもやむをえない。
このメンバー(1600万下)の中では、唯一、前述のJRAのランキングに名を連ねている。
このレース、ハンデ戦にしては上位6頭に人気がかたよっており(7番人気のアペリティフでさえ22.3倍でZゾーンをはずれそう)、一見、固そうに見えるが、単勝人気は30倍以下でも8~10番人気の馬が絡んでくる可能性もあるのではないか。

もうひとつ。
きょうは、社台(吉田)グループの馬が大挙、出走してきている。
人気馬はもちろんだが、人気薄の馬にも注意が必要だ。



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