追悼・・・・メリーナイス

メリーナイスが勝ったダービーが1987年というから、２２年前。
前年の「朝日杯３歳ステークス」(いまの朝日杯ＦＳ)の勝ち馬で、朝日杯とダービーを勝った数少ない馬の１頭だ。
４歳の暮れの有馬記念では、発走直後に落馬。
そのレースは見に行っていた。
メジロデュレン×ユーワジェームスの４枠同士で決まったレースで、１６０００円ほどの枠連配当は当時のＧⅠでもかなりの高配当だった。
頭文字の「ユ×メ」で決まったことから、「有馬記念はユメを買うレースだから」と、４－４の馬券を買って当たったという人がいたりして、そんな有馬記念模様を「月刊ＰＬＡＹＢＯＹ」に書いたことがある。

四白流星で、映画「優駿」のモデルにもなったそうだ。
「優駿」は、映画は見ていないが、遅ればせながらつい先日、宮本輝の原作を読了した。
その感想については、後日、またゆっくり書きたい。

そうか、あれから20数年。
死んでも血を残す馬と、人知れず死んでいく馬と。

今週の弥生賞は、アグネスタキオンの仔も、社台やサンデーの馬も出ていない(と、「落ち込まない馬券術」のＪＡＺＺＹのマスターが書いていた)。
新しいスターが生まれ、伝説が作られていくのだろうか。