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競馬論を語る人、馬券論を語る人

きょうは、私の「ウマトモ」である二人のことを書こうと思う。
私のお気に入りブログ、このページの左下)にある「読んでいるブログ」の中にあるお二人である。

有馬さんは、拙書「Z馬を探せ!」を読んで、私のブログに来てくださった。
だから、お逢いしたことはない。
私と同じように、オッズの考察から入るのだが、「RFC理論」という独自の馬券戦術を開発し、飛ぶ鳥を落とす勢いで馬券を的中させている(ブログを読めばわかる)。
きょう馬券論と競馬論について書こうと思ったのは、有馬さんが、昨日のブログに次のように書いていたからだ。
「馬券論を語る人は多いけれど、馬券術を語る人は少ない」と。
それはそうであろう。
馬券戦術は百人百様でどんな方法があってもいいが、「馬券術」というからには、まず自分勝手のご都合主義でなく、使い古されたものでなく、独自のオリジナリティがなくてはならない。
新しい情報があり、リアリティがあり、説得力があり・・・・とこのあたり、優秀なノンフィクション作品の条件に似ている。
そして、いちばん肝心なことなのだが、少しは儲からなければならない。
そういう意味で、有馬さんは数十年間で培われた独自の馬券論と技術を持っていて、敬服に値する。
だから「競馬論を語る人多し、馬券論を語る人少なし」という言葉に説得力があるのだ。
(ただ、有馬さんのRFC法は、少しの技術と、かなりの競馬経験と、勘と、センスが必要なので、付け焼き刃で参加しようとすると火傷を負うかもしれない)。

有馬さんの対極にいるのが「落ち込まない馬券術」の「バー・JAZZY」のマスターである。
彼は、日本橋馬喰町のジャズバー「JAZZY」のオーナーである。
競馬歴40年。どうも、商売よりも競馬の方が好きなようだ。
彼のブログを読んでみればわかるが、タイトルでは「馬券術」をうたっているが、じつは「競馬論」なのである。
血統、レース展開、ハンディ・・・・競馬検討に必要なあらゆる要素を持ち込んで多角的に考察する。
最近は「レイティング」を使った新たな切り口を見つけ出したようだ。
とにかくよく調べる。
そして、よく記憶している(昼間は競馬のことばかり考えているのではないか)。
そして、競馬場に行けば徹底したパドック派である(オッズなんか見向きもしない)。
1週間かけてブログで出走馬の比較検討を進めていって、レースの1~2日前にピタリと勝ち馬をしぼり込んでしまうのだから恐れ入る(もちろん、百発百中ではない)。
察するに、彼は「競馬で儲けよう」などと微塵も考えていないのではないか。
有馬さんがいうように、「競馬はおもしろい。配当を手にすればもっとおもしろい」。
やるからにはプラスになった方がいいに決まっている。
しかし、マスターは儲けようなどと思っていない(はずだ)。
勝ち馬推理のプロセスを楽しんでいるのだ。
そういう楽しみ方も、あると思う。
しかし彼のようなスタンスを保ちながら、競馬に立ち向かう人は少ないのではないか。
競馬論を語る人は多い。
しかし、彼の競馬論には太い筋金が入っている。じつに敬服に値する。

とまあ、たまにトモダチをほめるのもいい気持だなあ(と、少し筆がすべってしまった。おふたりともごめんなさい)。
そういうおまえは何なんだ・・・・そういわれないように、競馬論にも馬券論にもますます磨きをかけたいと思う。

二人のブログは、このページ左下の私が「読んでいるブログ」からアクセスしてみてください。



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有馬学

今晩は。有馬学です。恐れ入ってます。ちょっと褒めすぎ(笑)、でしょ。
先生もJAZZYさんも同じ馬仲間、これからも前向きに競馬道と馬券道を目指していきましょう。ありがとうございました。
by 有馬学 (2009-01-14 21:39) 

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