いやあ、懐かしい・・・・「競馬必勝放浪記」
元木昌彦氏の「競馬必勝放浪記」を読んだ。
元木氏は、もと「FRIDAY」「週刊現代」の編集長。
「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)には、30数年前、元木氏が週刊現代の競馬の企画をきっかけにして知り合った山口瞳さんや、大川慶次郎、宮城昌康、大橋巨泉、本田靖春、岩川隆、浅田次郎さんら、競馬関係者や作家の人たちとの交流がつづられている。
なつかしく、親しみを感じながら読んだ。
というのも、30数年前、私が広告代理店をやめてフリーライターとなり、最初に飛び込んだのが週刊現代の編集部だったのだ。
私は事件ものを担当していたので、週刊現代では競馬には関われず、元木氏と山口瞳さんの「競馬真剣勝負」の連載を横かららやましく眺めていたものだ。
この本に登場する人たちとは、その後、私が集英社の「月刊PLAYBOY」で仕事をするようになって、競馬やその他の取材を通じて知りあいになった。何人かの方とは酒を飲み、競馬や人生を教えてもらった。
この本に描かれているのは枠連の時代だが、「3連単で何百万」といった最近のぎすぎすした競馬に比べて、温かい人間らしい空気が流れていたような気がする。
あの頃の競馬を知っている方は、ふむふむとうなずけるはず。
最近の若い人たちにも、「競馬って大人なんだ」(へんな言い方だが)ということがわかってもらえると思う。
ぜひ、一読をおすすめします。
元木氏は、もと「FRIDAY」「週刊現代」の編集長。
「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)には、30数年前、元木氏が週刊現代の競馬の企画をきっかけにして知り合った山口瞳さんや、大川慶次郎、宮城昌康、大橋巨泉、本田靖春、岩川隆、浅田次郎さんら、競馬関係者や作家の人たちとの交流がつづられている。
なつかしく、親しみを感じながら読んだ。
というのも、30数年前、私が広告代理店をやめてフリーライターとなり、最初に飛び込んだのが週刊現代の編集部だったのだ。
私は事件ものを担当していたので、週刊現代では競馬には関われず、元木氏と山口瞳さんの「競馬真剣勝負」の連載を横かららやましく眺めていたものだ。
この本に登場する人たちとは、その後、私が集英社の「月刊PLAYBOY」で仕事をするようになって、競馬やその他の取材を通じて知りあいになった。何人かの方とは酒を飲み、競馬や人生を教えてもらった。
この本に描かれているのは枠連の時代だが、「3連単で何百万」といった最近のぎすぎすした競馬に比べて、温かい人間らしい空気が流れていたような気がする。
あの頃の競馬を知っている方は、ふむふむとうなずけるはず。
最近の若い人たちにも、「競馬って大人なんだ」(へんな言い方だが)ということがわかってもらえると思う。
ぜひ、一読をおすすめします。
今晩は。有馬学です。
古き良き時代でしたね。というか、競馬を心から愛した人たちでした。
これからも、こういう心根で競馬と付き合っていきたく思います。
では。
by 有馬学 (2009-03-13 22:57)