意外に使える！枠連からのしぼり込み
みなさんは、馬券を構築するときに馬番、枠番のどちらから入っておられるのだろうか。
馬連、３連単が主流となってしまったいまは、当然のように「馬」から入るのだろう。
「どの馬が勝つか」、あるいは「どの馬が軸になるか」・・・・。
当然、軸になる馬が決まらなければ（単、複は別にして）馬券を構築することができない。
そこで、競馬新聞の馬柱を眺めて、どの馬が１番人気か、どの馬が２着までに来るか・・・・と予想をするわけである。
私は、馬からではなく、「枠」から馬券の考察に入るようにしている。
馬連、３連複の時代となったいまでは、枠連はすっかり陰がうすくなってしまったが、実は、「枠」は意外に馬券構築に役立つのである。
私は、Ｚ作戦を立てるために、必ず単勝、複勝、枠連、馬連、３連複のオッズを克明にチェックするようにしている。
その中で、単勝オッズと同じように重視しているのが「枠連オッズ」なのである。
たとえば、先日の「マイルチャンピオンシップ」の枠連オッズ（前日売り）は、１－８、８－８、２－８、４－８、７－８の順だった。
８枠（スーパーホーネット）が単の１番人気なのだから、８枠から売れるのは当然である。
このレースは本命サイドだったから、８枠から流していればラクラク獲れた馬券だった。
実は、通常のレースでは（本命から波乱を含めて）、この枠連上位３～４番目の枠にいる馬が80％くらいの確率で１～２着に入ってきているのである。
たまたま、このレースの場合は、本命のスーパーホーネットのいる８枠から売れ、結果として枠連上位にあった１、２、４、７、８の中の、８枠からの４－８で決まってしまった。
「なーんだ、本命馬がいるんだからあたりまえじゃないか」と言わないでほしい。
調べてみればわかるのだが、ほとんどのレースの１着か２着に来る馬が、枠連の上位３～４番目までの枠のなかにきちんと存在しているのである。
その枠連３～４番人気の中で１、２着が決まってしまえば本命馬券になってしまうが、人気薄の枠（馬）が来るときでも、もう１頭が枠連の人気上位３番目くらいまでの枠を構成している馬の中にいるケースが多いのだ。
ほとんど80％の確率で馬券にからんでくる・・・・この事実は重視していいと思う。
だから、私は馬券検討に入る場合は、馬単と同時に枠連のオッズに注目することにしている。
ぜひ、ご自分でチェックしてみてください。
本題からはずれるかもしれないが、本題に近いかもしれないエピソードをひとつ紹介したい。
昨日の京都10Ｒでは、こんなことが起こった。
２枠の③ダイシンプラン（安藤勝己）が１番人気で、４枠の⑧アーネストリー（佐藤哲三）と人気を競りあっていた。
このレース。私は12時の段階で20.9倍だったソリッドプラチナムをＺ馬の候補に上げていたが、６枠には18.2倍のシルクダッシュ、ダイシンプランと同じ２枠にルメールのタガノヴァレオ（17.9倍）がいて、Ｚ馬の候補は３頭になっていた（ブログではソリッドプラチナムと書いた。ただし、発走前のオッズチェックを怠りなく・・・・と）。
枠連は、ダイシンプランとアーネストリーがいる２－５が１番人気で、以下、５－８、１－２、１－５と続いていた。
枠連からの考察でいえば、１，２、５、８枠の中に１頭、１着か２着に入ってくる候補馬がいると考えられる。
単勝の人気から考えれば、ダイシンプランかアーネストリー、あるいは１枠にいたヒカリシャトルと思われた。
結果をいうと････
１番人気のダイシンプランがこけてしまい、発走直前に20倍となった「Ｚ馬」のタガノヴァレオが１着となり、２着にアーネストリー（２番人気）が入った。
枠連は「めでたく２－５の１番人気」（620円）でおさまった。
しかし、馬連はタガノ～アーネストリーで4250円。
ちなみに、３着には７番人気のリキサンポイントが入ったために、３連複は12970円になってしまった。
（私は、Ｚ馬を決めかねたために、アンカツに全てを託し、ダイシンプランからタガノヴァレオ、ソリッドプラチナム、シルクダッシュへ流したのだが････。やはり、直前でＺ馬となったタガノヴァレオから人気上位に素直に流すべきだった）。
このレースは、いろいろなことを示唆している。例えば、
①枠の補強はいまでもきちんと行われている
②したがって、とくにＡ馬（１番人気）、Ｂ馬（２番人気）に同居した人気薄の馬は要注意
③その場合、人気薄でもやたらおさえるのでなく、Ｚ馬候補なら必ずおさえる
④前述のように、枠連の上位人気３～４番目までの枠にいる馬は、80％以上の確率で連複にからむ
⑤人気薄の馬、とくに枠で人気薄（下位から１、２位。つまり枠人気で７番目、８番目）をみつけたら、枠連上位人気の３～４枠に流す（枠連は流すだけでいいが、馬連は対象馬の選択に要注意）
⑥・・・・ほかにもまだいろいろあるのだが、後日、またご紹介することにしたい。
それにしても・・・・。
「マイルチャンピオンシップ」で、前売りで枠連の１番人気だったのが「１－８」で、３着に来たのが１枠の人気上位のローレルゲレイロではなくてファイングレインだったのは、何かを示していないだろうか（もちろん、枠の３着では馬券の対象にならないのだが、枠の１－８が何かを示唆していたのでは・・・・考え過ぎかな）。
馬連、３連単が主流となってしまったいまは、当然のように「馬」から入るのだろう。
「どの馬が勝つか」、あるいは「どの馬が軸になるか」・・・・。
当然、軸になる馬が決まらなければ（単、複は別にして）馬券を構築することができない。
そこで、競馬新聞の馬柱を眺めて、どの馬が１番人気か、どの馬が２着までに来るか・・・・と予想をするわけである。
私は、馬からではなく、「枠」から馬券の考察に入るようにしている。
馬連、３連複の時代となったいまでは、枠連はすっかり陰がうすくなってしまったが、実は、「枠」は意外に馬券構築に役立つのである。
私は、Ｚ作戦を立てるために、必ず単勝、複勝、枠連、馬連、３連複のオッズを克明にチェックするようにしている。
その中で、単勝オッズと同じように重視しているのが「枠連オッズ」なのである。
たとえば、先日の「マイルチャンピオンシップ」の枠連オッズ（前日売り）は、１－８、８－８、２－８、４－８、７－８の順だった。
８枠（スーパーホーネット）が単の１番人気なのだから、８枠から売れるのは当然である。
このレースは本命サイドだったから、８枠から流していればラクラク獲れた馬券だった。
実は、通常のレースでは（本命から波乱を含めて）、この枠連上位３～４番目の枠にいる馬が80％くらいの確率で１～２着に入ってきているのである。
たまたま、このレースの場合は、本命のスーパーホーネットのいる８枠から売れ、結果として枠連上位にあった１、２、４、７、８の中の、８枠からの４－８で決まってしまった。
「なーんだ、本命馬がいるんだからあたりまえじゃないか」と言わないでほしい。
調べてみればわかるのだが、ほとんどのレースの１着か２着に来る馬が、枠連の上位３～４番目までの枠のなかにきちんと存在しているのである。
その枠連３～４番人気の中で１、２着が決まってしまえば本命馬券になってしまうが、人気薄の枠（馬）が来るときでも、もう１頭が枠連の人気上位３番目くらいまでの枠を構成している馬の中にいるケースが多いのだ。
ほとんど80％の確率で馬券にからんでくる・・・・この事実は重視していいと思う。
だから、私は馬券検討に入る場合は、馬単と同時に枠連のオッズに注目することにしている。
ぜひ、ご自分でチェックしてみてください。
本題からはずれるかもしれないが、本題に近いかもしれないエピソードをひとつ紹介したい。
昨日の京都10Ｒでは、こんなことが起こった。
２枠の③ダイシンプラン（安藤勝己）が１番人気で、４枠の⑧アーネストリー（佐藤哲三）と人気を競りあっていた。
このレース。私は12時の段階で20.9倍だったソリッドプラチナムをＺ馬の候補に上げていたが、６枠には18.2倍のシルクダッシュ、ダイシンプランと同じ２枠にルメールのタガノヴァレオ（17.9倍）がいて、Ｚ馬の候補は３頭になっていた（ブログではソリッドプラチナムと書いた。ただし、発走前のオッズチェックを怠りなく・・・・と）。
枠連は、ダイシンプランとアーネストリーがいる２－５が１番人気で、以下、５－８、１－２、１－５と続いていた。
枠連からの考察でいえば、１，２、５、８枠の中に１頭、１着か２着に入ってくる候補馬がいると考えられる。
単勝の人気から考えれば、ダイシンプランかアーネストリー、あるいは１枠にいたヒカリシャトルと思われた。
結果をいうと････
１番人気のダイシンプランがこけてしまい、発走直前に20倍となった「Ｚ馬」のタガノヴァレオが１着となり、２着にアーネストリー（２番人気）が入った。
枠連は「めでたく２－５の１番人気」（620円）でおさまった。
しかし、馬連はタガノ～アーネストリーで4250円。
ちなみに、３着には７番人気のリキサンポイントが入ったために、３連複は12970円になってしまった。
（私は、Ｚ馬を決めかねたために、アンカツに全てを託し、ダイシンプランからタガノヴァレオ、ソリッドプラチナム、シルクダッシュへ流したのだが････。やはり、直前でＺ馬となったタガノヴァレオから人気上位に素直に流すべきだった）。
このレースは、いろいろなことを示唆している。例えば、
①枠の補強はいまでもきちんと行われている
②したがって、とくにＡ馬（１番人気）、Ｂ馬（２番人気）に同居した人気薄の馬は要注意
③その場合、人気薄でもやたらおさえるのでなく、Ｚ馬候補なら必ずおさえる
④前述のように、枠連の上位人気３～４番目までの枠にいる馬は、80％以上の確率で連複にからむ
⑤人気薄の馬、とくに枠で人気薄（下位から１、２位。つまり枠人気で７番目、８番目）をみつけたら、枠連上位人気の３～４枠に流す（枠連は流すだけでいいが、馬連は対象馬の選択に要注意）
⑥・・・・ほかにもまだいろいろあるのだが、後日、またご紹介することにしたい。
それにしても・・・・。
「マイルチャンピオンシップ」で、前売りで枠連の１番人気だったのが「１－８」で、３着に来たのが１枠の人気上位のローレルゲレイロではなくてファイングレインだったのは、何かを示していないだろうか（もちろん、枠の３着では馬券の対象にならないのだが、枠の１－８が何かを示唆していたのでは・・・・考え過ぎかな）。
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