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恐るべし、サンデーレーシングの底力

「阪神ジュベナイルF」は、ジュワドヴィーヴルの快勝となった。

1勝馬として初めて勝ったのが、姉のブエナビスタだった(未勝利から)。
一昨年のブログで、「未勝利勝ちがこんなに人気になっていいのだろうか」と書いた覚えがある。

1戦1勝の、新馬から勝った例も、過去になかった。
今回は、そのデータも覆された。
しかも、抽選をくぐり抜けての勝ち。
そして、2頭とも(ビワハイジの仔というよりも)、サンデーレーシングの馬。

いまや、社台グループの吉田一族の存在なくしてJRAは語れない。
かつて、ジャパンカップでスクリーンヒーローが勝ったとき、「社台グループだから可能なのだろうか」と書いた覚えがある(条件馬がいきなりG2の「アルゼンチン共和国杯」を勝ち、G1実績もないのに、いきなりジャパンカップを勝った)。

JRAには、番組表に基づく厳然たるルールがあって、それを無視して、勝手にレースを勝ち上がることはできないようになっているのだが・・・・。
そうした掟(人によっては、「データ=過去の戦績」と呼んでいる?)をいとも簡単に打ち破って勝ち上がるのが、つねに社台グループの馬だったのである。

いまは、サンデーもそれと同じになったとはっきり言うことができる。
考えてみれば、サンデーも、れっきとした社台グループの身内だからだ。

社台グループの総帥、故吉田善哉(氏抜きで書かせていただく)と妻吉田和子(現在も馬主)に、3人の男児があって、
・長男が照哉(社台ファーム・個人馬主。妻千津も個人馬主)
・次男が勝巳(ノーザンファーム。妻和美も個人馬主)」
・三男が晴哉(社台レースホース)である。
そして、ノーザンファームの勝巳の息子が俊介で、彼が、サンデーレーシングの代表者なのだ。

G1を含め、社台、サンデーグループに所属する馬が、年間にどれくらいのレースを勝ち上がっているのだろう。
社台グループから育った血統馬が、サンデーに流れていくのはわかるが。

新馬~G1の伝説を作ったジョワドヴィーヴルが、来年の牝馬クラシック路線の王道を歩むことは決まった。
彼女をはばむ馬がどれくらい登場してくるのだろう。

それはともかく、サンデーの馬には、これから、真の意味で一目も二目も置いて「あれこれ」考察していく必要がある。


今週も、ブログを休むかもしれません。



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