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騎手は競馬学校で何を習うのだろう?

2億円の配当となり、キャリーオーバーまで出た先週のWIN5。

高配当をひねり出したのは、中山10R「鹿島特別」のダイワシークレット(8番人気)と、函館11R「函館日刊スポーツ杯」のどん尻人気エンシャントアーツだった。

鹿島特別では(11時現在で)、2番人気のゴールドバシリスクと3番人気のハンマープライスが同居した1枠が枠の軸になるはずが、なんと、2頭とも出遅れ。
あれれと思ったが、直線、届かないと思われたところから(実際は、届かないところから)ゴールドバシリスクが追い込んで、結局、3着。
1番人気枠に同居したダイワシークレットが勝って代役を果たし、「Z作戦」は大成功だったが・・・・。

函館日刊スポーツ杯では、どん尻人気のエンシャントアーツを楽に逃がして、他の馬は「追い込まなかった」。
逃げ切ったのでなく、逃がして、追い込まなかったのだ。

私の馬トモの有馬学さんも、ブログ「有馬学のRFC競馬」で、この二つのレースのことを書いておられる。

http://alleysan.exblog.jp/

「JRAの見事な演出」だとおっしゃっているが、まったくその通りだ。
ウラには、WIN5で2億円を出して、ファンを呼び込む意図があったのだろう。

ところで、騎手たちは、JRAの「見えざる(騎手たちには見えているかもしれない)意図」がわかっていたのだろうか。

わかっていると思う。
JRAの競馬は、JRAのギャンブルビジネスを成り立たせるために、JRAが演出しているゲームなのだから、ゲームを演出する主役である騎手が「そのこと」がわかっていなければ、JRAで仕事をすることはできない。

騎手たちは、「そのこと」を心身に徹底的にたたき込むために、競馬学校で訓練を積まされているはずである。
勝っても、騎手が嬉しそうな顔をしないのも、そのせいかもしれない。


日曜日は、「鹿島特別」のダイワシークレットの他に、中山12Rでセイウンエンドランが、阪神12R「ゆうき賞」(ハンデ戦)でツルマルネオが、いずれもZ馬で勝っている。
相変わらず、ハンデ戦、最終レースでの「Z作戦」は絶好調である。



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