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一昨年、昨年の天皇賞から学ぶこと

週のはじめに、山形県鶴岡市を訪れた。
藤沢周平さんの小説に登場する「海坂藩」のある町だ。
月山を眺めながら露天風呂に入り、私のブログの読者であるAさんが酒田から駆けつけてくれて、しばし、競馬談義で盛り上がった。
山形の田舎の町(失礼)でも、PCやケータイで投票している人がいると知り、嬉しくなった。

「天皇賞」の出馬表が発表になった。
今年も18頭のフルゲートで、何よりも、4歳馬の充実ぶりが目をひく。

この「天皇賞」、一昨年はマイネルキッツが勝ったことに大いに驚き、苦言を呈した。
「GⅡの重賞を勝ったことがない馬が、天皇賞を勝っていいのか・・・・」と。
JRAの番組表は最高裁判所の判例よりも重いから、「今後は、GⅡの重賞を勝っていない馬でも天皇賞を勝っていいことになる。競馬検討の材料が増えて、頭を悩ますことになりそう・・・・」というようなことを書いた覚えがある。

そして、昨年の「天皇賞」。
勝ったのは、またもや、GⅡを勝ったことのないジャガーメイルだったのである。

そして、断然一番人気のフォゲッタブルが消えて、その同枠にいた16番人気のメイショウドンタクが3着に滑り込んで、3連複は20万、3連単は90万馬券になってしまったのだ。

Z馬が、1番人気の枠に同居しているときは、「ぞろ目、代役に注意」といつも書いている。
フォゲッタブルが消える可能性を考えたら、当然、同枠の人気薄の馬に注意を払わなければいけなかった。
なぜなら、いまでもJRAの競馬にはれっきとした「枠連の競馬」が残っていて、「枠」を考慮した競馬検討は不可欠だからだ。

そのようなことを、昨年の天皇賞が終わった後で「天皇賞回顧」で触れておいた。
ぜひ、読み返していただきたい。

http://z-ba.blog.so-net.ne.jp/archive/20100506

マイネルキッツ、ジャガーメイルの例のように、JRAの競馬は毎年、同じことをくり返している。
もう一つ、あるルートを通って、天皇賞を勝ち上がった馬がいたら、その馬が通った「道筋」は必ず確認して、できれば1枚、押さえておいた方が良い。
天災と同じように、「穴馬」は忘れた頃にやってくるのである。

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