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天皇賞前日は淡々と・・・・

さあ天皇賞前日、まだ大花火は打ち上がっていない。

オッズを見ると、さほど大荒れ模様ではなく、こんなときは、システム通り淡々といこう。

東京9R「陣馬特別」は⑱サブコンシャス。
29倍で、⑥トレージャーハンターがG枠となったので、ここまで押さえるか。
このレースはハンデ戦で、なんと、⑭クジュウクシマが、前回のハンデ戦(昨年12月の小倉)から4キロも増やされてトップハンデになってしまった。
この馬の取捨がカギ。

東京10R「立夏S」は、⑨ブラッシュアップ(G枠)
前走の13番人気で100倍から、そこそこに買い込まれているのではないか。

東京11R「青葉賞」はトーセンレーヴの走りっぷりを眺めるレース。
評判馬がどんなレースをしてダービーに向かうのか。
この5枠には、2番人気のショウナンマイティがいて、トーセンが消えるとこの馬になる。

京都11R「桃山S」は、②ニュービギニング(ディープの弟がこんなところを走っている)がG枠のZ馬となった。
この枠には28倍で10番人気のハードシーキングもいるので、2頭一緒で1枠に注意。

京都12Rは、単勝オッズからは①ブライアントパーク(10番人気)だが、9番人気の③マジックモーメントが2枠に入り、この枠がG枠となった。

新潟10R「荒川峡特別」はZ作戦のパターンにないが、①ネオヴェリーブルが、12.6倍ながら、8番人気でG枠となった。

新潟11R「鏑矢特別」は,A馬のリネンパズルと同居したグラスピュアがZ馬。
例によって、ぞろ目、代役に注意。
このレース、ハンデ戦で、ハンデが増やされた③キングオブザベストと④ニホノピログッデンが2枠に同居したので、この枠は押さえておこう。
さらに、⑥ジニオマッジョーレも増量されているので注意。
⑧スマートギャングも10番人気ながら24倍なので、点数は増えても、ここらあたりまで押さえが必要。

さあ、どこかでばしっと来てくれないだろうか。



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一昨年、昨年の天皇賞から学ぶこと

週のはじめに、山形県鶴岡市を訪れた。
藤沢周平さんの小説に登場する「海坂藩」のある町だ。
月山を眺めながら露天風呂に入り、私のブログの読者であるAさんが酒田から駆けつけてくれて、しばし、競馬談義で盛り上がった。
山形の田舎の町(失礼)でも、PCやケータイで投票している人がいると知り、嬉しくなった。

「天皇賞」の出馬表が発表になった。
今年も18頭のフルゲートで、何よりも、4歳馬の充実ぶりが目をひく。

この「天皇賞」、一昨年はマイネルキッツが勝ったことに大いに驚き、苦言を呈した。
「GⅡの重賞を勝ったことがない馬が、天皇賞を勝っていいのか・・・・」と。
JRAの番組表は最高裁判所の判例よりも重いから、「今後は、GⅡの重賞を勝っていない馬でも天皇賞を勝っていいことになる。競馬検討の材料が増えて、頭を悩ますことになりそう・・・・」というようなことを書いた覚えがある。

そして、昨年の「天皇賞」。
勝ったのは、またもや、GⅡを勝ったことのないジャガーメイルだったのである。

そして、断然一番人気のフォゲッタブルが消えて、その同枠にいた16番人気のメイショウドンタクが3着に滑り込んで、3連複は20万、3連単は90万馬券になってしまったのだ。

Z馬が、1番人気の枠に同居しているときは、「ぞろ目、代役に注意」といつも書いている。
フォゲッタブルが消える可能性を考えたら、当然、同枠の人気薄の馬に注意を払わなければいけなかった。
なぜなら、いまでもJRAの競馬にはれっきとした「枠連の競馬」が残っていて、「枠」を考慮した競馬検討は不可欠だからだ。

そのようなことを、昨年の天皇賞が終わった後で「天皇賞回顧」で触れておいた。
ぜひ、読み返していただきたい。

http://z-ba.blog.so-net.ne.jp/archive/20100506

マイネルキッツ、ジャガーメイルの例のように、JRAの競馬は毎年、同じことをくり返している。
もう一つ、あるルートを通って、天皇賞を勝ち上がった馬がいたら、その馬が通った「道筋」は必ず確認して、できれば1枚、押さえておいた方が良い。
天災と同じように、「穴馬」は忘れた頃にやってくるのである。

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クラシックは好きな馬を買う

でかけなければいけないので、午前9時の時点でのZ馬を・・・・。

牡馬クラシック第一弾「皐月賞」。
3歳クラシックはZ馬が云々というレースでなく、先日、書いたように、例えば次のようなパターンで3連馬券のフォーメーションを組んでみるとか・・・・。

Aグループ=1~3番人気
Bグループ=4~7番人気
Cグループ=8~11番人気

おおむね、このA-B-Cのフォーメーションで決まっている。

クラシックは好きな馬を買うということで、データなどを参考にいろいろ調べてみたが、桜花賞に続いて社台の馬が走りそうで、安勝さんのベルシャザールを軸にした。
トライアルを使ってきて、人気薄もいるので、同じ社台のステラロッサとか若葉Sのカフナ、弥生賞組のデボネア、プレイなども押さえる必要があると思う。
むしろ、トライアルを勝ってきた馬たちが消えてくれると面白い。
死角はありそうだから・・・。

他のレースでのZ馬は(きのうも、Zゾーンの馬が飛んできていたので)。
東京10R「メトロポリタンS」は、⑫コロンバスサークル(G枠)。
ハンデ増量馬は、ケイアイドウソジンと前走で穴をあけたキングトップガン。

東京12R「きずな賞」もハンデ戦。
ハンデ増量馬は①キティと④バロンビティー(前走で増量)。
Z馬は⑯ハイローラーで、前走の1000万条件から2キロ減で出てきた。

京都9R「ウインズ八代開設記念」は⑤カネトシパサージュ。

京都12Rは⑩ミヤジシェンロンがH枠のZ馬。

新潟11R「魚沼S」は、⑤ノボリデューク、⑨パールシャドウ、⑩ラフィナールあたりで、まだ定まらず。

新潟12R「十日町特別」もハンデ戦だが、ここは増量馬は見当たらず、⑪エーシンビッグシー(H枠⑨と⑭キクノベリータが候補。

11時頃までにオッズが動く可能性もある。
9時半頃で、20倍台にいる馬には注意・・・・その後、圏外に去るものと、Z馬になるものがある。
さて、きょうはどうなりますやら。



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四月の雨で、東京は重馬場

東京は、久々にまとまった雨が降っている。
遅れている木々も、いっせいに芽吹くだろう。

開幕週の東京で、いま重馬場なったところだが、重くなれば、前が止まらない競馬になりそう。それと内枠。

週の中間に、自分なりに候補馬に目星をつけておいて、「人気になるなよ」と祈っていた馬が、オッズを開けてみると、意外にも人気で「あちゃあ」というケース。
それが、きょうの新潟11R「福島牝馬S」のスマートシルエットだった。
なんと、1番人気。どうして?まだ条件馬だぜ。
陣営の力が入っているのか、それとも穴人気なのか(皆さん、よくお調べになっている?)。
一応、Z馬は⑩イタリアンレッドだが、どうもピンとこない・・・・などと言っていると来られたりするから・・・・。
スマートシルエットに消えてくれと頼めないから、この馬から行くなら、イタリアンレッドを含めた人気薄へ流す手か。

東京のメイン「フローラS」は、3歳のレースでZ作戦では参加しないが、なぜ藤沢はここにダンスファンタジアを出してきたのだろう。
少し前まで、3月末の中山2000mのミモザ賞経由の馬が好走していた。
今年は変則開催で中止になり、変わって、この時期の2000mのレースは?と見ると、「忘れな草賞」ということになり、ここは、「フラワーカップ」「忘れな草賞」組の闘いになるのではないか。
一応、穴サイドにいる⑭ハッピーグラス(騎手がイマイチだが)に期待してみよう。

京都のメイン「オーストラリアT」はオープンのハンデ戦。
重賞路線の合間を縫うハンデ戦なので、何が起きても驚けない。
例によって、ハンデが増やされた馬は⑤アーバニティ(トップハンデ)、⑩エーシンダックマン。
そして、前走1600万条件を勝ったときよりも2キロ減のハンデをもらっていたバドトロワ(安勝)、同じく⑥オリオンスターズ。
これらは、一応、人気サイドになっている。
では、穴サイドは?と思ってZ馬を探してみると・・・・
京都の1200mで、Z馬で穴をあけた②シャウトラインということになった。
さて、どちら側から攻めようか。

他のレースの、11時現在のZ馬は・・・・。

新潟9Rは、単勝10番人気で複勝2番人気の⑪ロトディパーチャーに注意?

京都9R「シドンートロフィー」は、9番人気⑥メジロジェニファー、10番人気⑦ビコーペグーが入った3枠。
さらにA馬④アスカトップレディと同居した⑤ラインドリーム。

新潟10R「飯豊特別」は、H枠のZ馬となった⑬ミドタウンレディ。

京都10R「メルボルントロフィー」は⑬ゴールドエンデバー(G枠)と、⑤オーシャンカレット。

東京10R「フリーウェイS」は、8枠に入った⑯ローズカットアヂヤとレジェンドトウショウ。
枠連で攻めるなら、相手は1枠、2枠となるが・・・・。

京都12Rは、G枠のZ馬となった⑨ストレンジラブ。

東京12Rは、A馬⑪メイクセンスと同居した⑫アルファオリオン。
ぞろ目、代役に注意。

きょうは難解なレースが目白押し。
Z馬がどれくらい来てくれるだろうか。



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皐月賞は荒れる!!

遅咲きの八重桜が、ピンクの花弁を満開にさせている。
東京の下町でも、椿の花に群がるメジロの声を聴いた。

はじめて競馬場で皐月賞を見たのは、「ハイセイコーの皐月賞」だった。
昭和48年だったから、もう38年も前のことになる。
よく続いているものだと、自分ながら感心する。
いまのJRA競馬を支えているのは、ほとんどがハイセイコー世代だというから、JRAもハイセイコーに感謝しなければならないだろう。

イギリスの格言にならって、日本でも「皐月賞はいちばん早い馬」「ダービーはいちばん運のいい馬」「菊花賞はいちばん強い馬」が勝つことになっているのだとか。
今年はどうか。

3歳クラシック戦線は、基本的に「Z作戦」では参加しないことにしている。
たとえ、演出があるにしても、他の古馬のレースのような演出があるようには思えないからだ。
といって、強いと目されている本命サイドで決まるかというと、そうではなく、ほとんど「荒れ荒れ放題」である。

昨年も書いたのだが、過去10年では、1~3番人気の馬が馬券圏内から消えたことはない。
それでいて、3連複がつねに万馬券になっているということは、それだけ伏兵(人気の盲点? 急激な上昇馬?)が飛び込んでいるということでもある。

Aグループ=1~3番人気
Bグループ=4~7番人気
Cグループ=8~11番人気

おおむね、このA-B-Cのフォーメーションで決まっている。
これを全て構築するということでなく、この中で取捨選択して馬券を構成すればうまく引っかけることができるのではないか。

今週は、新潟の開催も始まり、土日にハンデ戦が4レースも組まれている。
胸ワクワクなのだが、本業(物書き)の方で日曜日が締め切りのきつい原稿を抱えており、レースに没入できる時間があるかどうか、という状態だ。
ブログを書く時間くらいはとれそうだが・・・・。

心情的に、安勝さん(ベルシャザール)にクラシック2連勝を期待したいところだが、社台の馬は、私にとって「買うと来ない、買わないと来る」馬だけに・・・・。



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システム通りに淡々と行こう

先週、うまくいったからといって、今週もその手法が通用するとは限らない。
かといって、その都度、向こうのオペレーションを読んで、臨機応変に立ち回ることなど不可能。
自分流のシステムでかたくなに攻めて、向こうからそこに当たってくるのを待つ・・・・これがZ作戦の要だ。

きょうの「マイラーズカップ」は、これまではあまり波乱になっていないレース。
Z馬候補は⑧ガルボと⑰シルポート。
なのだが、ここまでもつれるかどうか。
1番人気の⑪ダノンヨーヨーの枠に25倍台で10番人気のフラガラッハが同居したので、例によって、代役、ぞろ目も考えておこう。

他のレースでは、
阪神9R「蓬莱峡特別」はハンデ戦なのだが、Z作戦のパターンになっていない。
ハンデが増量された馬は、⑧リアルプリンス、ヤマニンガーゴイル、⑮ラッキーバニラ。
リアルとラッキーは人気がないから、人気上位の馬に絡めてみよう。

阪神10R「陽春S」は、Z作戦のパターンになく、⑧トウショウクエストがこの後のオッズの動向次第では・・・・。

阪神12Rも、⑤ソレモンターレが、この後のオッズ次第では・・・・という感じ。

小倉10R「宇佐特別」は少頭数で、小倉11R「エスペランサS」も、上位6頭以内で決まりそうなオッズパターンで、Z作戦では見送り。

小倉12R「別府特別」は、⑮マキハタピンナップなのだが、10番人気、11番人気で20倍台でG枠に入った⑥ラブチャーミーと⑤フェリスホイールの3枠には注意。

昨日は、Z作戦は不発。
きょうも、これぞというレースがなく、淡々とレースの模様を眺めろ、ということか。



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きょうのハンデ戦は(淀屋橋S)?

いま、東京でちょっと激しい揺れを感じた。
震源地は栃木県南部とか・・・・だんだん、震源地が内陸に近づいてきているのが不気味だ。

GⅠのはざまのためか、今週は出走頭数が少ない。
待ちに待った「ハンデ戦」がふたつ・・・と意気込みたいところなのだが。

阪神11R「淀屋橋S」は、⑯アスターエンペラーがG枠のZ馬となった。
⑤キヲウエタオトコもZゾーンの馬で、⑨セブンシークイーンも28倍で「H枠」だから、ここらあたりまで押さえる必要があるかもしれない。
例によって、ハンデが増量された馬は①エーシンリジルと⑦リーチコンセンサスで、どちらも人気になっている。
この2頭に、人気薄の馬と中間人気の馬のフォーメーションを組んでみよう。

小倉11R「桜島S」は、11時現在で、20倍前後に⑤エナージバイオ、⑧ネオギャラクシー、⑫モーニングフェイス、⑬ローレルレヴァータ、⑮ダイバクフの5頭がひしめいていて、今後のオッズの行方が読めない。
A馬(クリュギススト)、C馬(マイネルオベリスク)が2枠に同居したので、ここが軸か。
ハンデが増量された馬は、先述の⑫モーニングフェイスと⑬ローレルレヴァータ。
どちらも人気がないので、どちらか(あるいは両頭とも)絡んでくれると面白い。

3歳のレースはZ作戦では参加できず、阪神10R「山陽特別」もZ作戦で参加できるパターンにない。

阪神12Rは、③シャドウストライプが「H枠のZ馬」となった。
きょう福永は朝のレースで連勝、11,12レースではZ馬に乗っている。
要注意だ。
A馬のメイショウツチヤマの枠に10番人気のコパノカチーノが同居したので、ぞろ目、代役も考えておこう。

小倉12Rは、①ヨクバリ(11番人気。この小田切という馬主さんのつける馬名は、どうも好きになれない。馬名がいやで切って、来られたことがある・・・・ドモナラズ)。
ただ、8枠に9番人気のツルマルシルバーと⑩番人気のマスターコークが同居して「G枠」となっているので、この枠も採用する必要がある。
A馬(エーシンマダムジー)とC馬(タガノアッシュ)が6枠に同居したので、70%の確率でこの枠が軸?



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Z馬はハンデ戦によく似合う(小倉「天草特別」、阪神「マーチS」の解剖)

4月9日(土)、2回小倉11日目の11R「天草特別」は、ハンデ戦だった。
ハンデ戦には、Z馬がよく似合う。
たびたび飛んできて、穴をあけてくれる。

この日のエントリには次のように書いた。


小倉11R「天草特別」は、ハンデ戦。
Z馬候補は、⑬ディアトウシロウと⑤トウショウデザート。
ハンデが増量された馬は⑥タガノアッシュと④タイセイレジェンドなので注意。

結果は、
1着④タイセイレジェンド(7番人気、11時段階では3番人気)
2着⑥タガノアッシュ(4番人気、11時段階では6番人気)
3着⑤トウショウデザイア(10番人気、11時段階も同)

配当は、
④の単勝は1360円
馬連は、④-⑥5720円
馬単は ④-⑥12030円
3連複は④-⑤-⑥40350円
3連単は④-⑥-⑤230690円
となった。

絵に描いたような「ハンデ戦×Z作戦」の典型となった。

ハンデ戦とは何か?
よく言われるのは、「ハンデキャッパーが、直線、全馬が横一線に並ぶように、ハンデを調整したレース」ということだ。
といわえれても、何のことかよくわからないのではないか。
要するに、激戦になるように、それぞれのハンデを微妙に調整しているということか?

私に言わせれば、「ハンデキャッパーが、勝つべき馬に勝たせるために、『勝ってもいいよ』とサインを出しているレース」である。

ハンデキャッパーが、どのような基準で各馬にハンデをつけているか詳細は知らないが、どうも、「どの馬にも勝つチャンスがあるようにハンデを決めている」のではなさそうだ。
馬券に絡んでくる馬は、ハンデが軽くなった馬(チャンスに恵まれた馬?)ではなくて、ハンデが増やされた馬が圧倒的に多いからだ。

それぞれの馬が背負う斤量は、レースの条件によってさまざまに決められているが、ハンデ戦は、そのような決めごとに関係なく、最近のその馬の成績や調子をハンデキャッパーが観察、調整した上で斤量が決められる。
だから、近走の成績がずっと悪ければ(二桁台など)、だんだんハンデは軽くなる。
しかし、そのようにハンデが減らされた馬が激走することは、ほとんどない。

ここでいう「ハンデが増やされた馬」とは、「前走」からではなくて、「前に出たハンデ戦のレース」に比べて、という意味である。

たとえば、勝ったタイセイレジェンドは、3走前の、昨年の8月に札幌で1000万条件のハンデ戦で53キロを背負わされていた(7着)。
その後、7着、11着と続いて、4ヶ月の休み明けだった(こんな馬が、なぜ増量されるのか、不思議だったのが・・・・ハンデが増やされたというサインが出たからか?)。

2着のタガノアッシュがハンデ戦を使ったのは、昨年の8月の札幌(TVQ杯)で、この時は55キロを背負って2着だった。
その後、5戦して、前回は定量戦(57キロ)で2着。
たぶん、前回のハンデ戦2着と、前走2着が見込まれて、プラス1キロになったのだろう。

実は、このように、前回出走したハンデ戦よりも、今回のハンデ戦のレースで斤量を増やされている馬が、勝ち馬候補になってきているのだ。
私が、このことに気づいた20年も前から、その現象は続いている(だから本当だ)。
だから、このブログでは、ハンデ戦のたびに、「今回増量された馬は・・・・・」と十年一日のごとくつぶやいているのである。

もちろん、すべてのハンデ戦がこのパターンで決まるわけではないが、ハンデ戦とは、「そろそろあなたは勝ってもいいですよ」とJRAが教えているレース、ととらえてさしつかえない。
その「サイン」が、「増量」なのである。

その証拠に(といってはなんだけれど)、同日に阪神で行われた10Rのハンデ戦「大阪-ハンブルクC」では、ただ1頭だけ増量された②ビートブラック(1番人気だった)が勝った。
(2着に、どん尻人気で、8歳で、50キロのキングトップガンが飛び込んでくるとは思わなかったが・・・・)。

というわけで、この「天草特別」は、Z馬候補のトウショウデザイアとディアトウシロウ、そして、ハンデが増やされた2頭を重視した人気上位6頭のフォーメーションを組めばよいということだった。

翌日の「桜花賞」当日の阪神12R「マーチS」もハンデ戦だった。
ここでも、ハンデ増量馬とZ馬の激走が見られた。
その日のエントリには、次のように書いた。


阪神12R「マーチSもハンデ戦。
斤量が増やされた馬は、①ダイショウジェット、⑥キングスエンブレム、⑬ピイラニハイウェイ、⑮インバルコ。
Z馬候補は、⑩ブラボーデイジーと①ダイショウジェット。


結果は、
1着⑦テスタマッタ(ハンデ58キロの実力馬?)
2着⑮インバルコ(ハンデ増量馬)
3着⑩ブラボーデイジー(Z馬)

馬連は14670円
3連複は51390円
だった。

ハンデが増やされた馬は、微妙に人気が落ちるので、馬券的な妙味もある。
ハンデ戦は、Z馬が活躍しやすいレースでもある。
これからも、ハンデ戦では「Z馬」と、「ハンデが増量された馬」との激走に注意しよう。
(よけいなことを書きすぎたかな?)

今週も、阪神に「淀屋橋ステークス」と「蓬莱峡特別」、小倉に「桜島ステークス」と3レースが組まれている。
楽しみだ・・・・などと書くと、来なかったりして・・・・それも競馬。



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アグネスヨジゲンはなぜ快走したのか(小倉「有明特別」のZ作戦を解剖する)

「小倉10R「有明特別」のアグネスヨジゲンがおかしいですね」
桜花賞当日の4月10日、午前11時過ぎ、山形県酒田市のAさんから電話がかかってきた。

11時段階のオッズを取り終わったところだった。
小倉10Rの「有明特別」のオッズをチェックしてみると、確かにおかしい。

この時点で、④アグネスヨジゲンは単勝23.8倍、12番人気のZ馬だった。
ところが、単勝12番人気であるにもかかわらず、複勝は4番人気なのである。
A馬(単勝1番人気=⑤ブラーニーストーン)は、複勝では2番人気の1.7~2.7倍
B馬(単勝2番人気=アルーリングムーン)が、複勝で1番人気の1.4~1.6倍
そして、単勝9番人気の⑫バロンダンスが、複勝で3番人気の2.5~3.6倍
アグネスヨジゲンは、これに次いで、2.7~4.0倍を示していたのだ。

単勝が12番人気なのに、複勝では4番人気。
誰だって、おかしいと思うだろう。
ふつうは、単勝の人気に連動して、複勝も買い込まれるはずである。
当日のブログには、そのことを指摘して、次のように書いた。

<小倉10R「有明特別」は、④アグネスヨジゲン。
この馬、11時頃には、単勝12番人気ながら、複勝は4番人気だった。>

「誰が買い込んでいるんでしょうね」
Aさんが言う。
「そりゃあ、この馬が走ることを確信している人たちでしょう」
「3着までに来るということでしょうか」
「いままでの多くのパターンではそうでした。それはともかく、このままじっと見ていたら、そのうち、ほかの馬の複勝が買い込まれるにつれてこの馬の複勝が隠れてしまい、本来のあるべきところに落ち着きますよ」

本来のあるべきところ、とは、12番人気にふさわしい複勝オッズということである。
しばらく、観察を続けた。
時間の経過とともに、3倍、4倍、5倍・・・・と落ちていった。

そして、終わってみれば、3着に残るどころか、途中からハナを奪って、2着馬に3馬身半差をつける快勝である。
そして、そして、複勝の払戻金は「640円」であった。
終わってみれば640円になる複勝の馬券を、11時の段階で270~400円になるまでに、誰がどれほど買い込んでいたのだろう。

「Z作戦」は、Z馬から、人気上位6頭に馬連、3連複の馬券を構築するのが基本。

結果は、
1着=アグネスヨジゲン(11番人気)
2着=ブラーニーストーン(1番人気)
3着=ウインキングストン(3番人気。この馬は11時段階では5番人気だった)

単勝は2590円。
馬連の配当は、12番人気と1番人気の組み合わせにしては、意外に低い4080円。
馬単は12030円、3連複は10500円、3連単は96440円だった。

ことし8歳馬で、2年前の3月に13番人気で2着、昨年6月に13番人気で3着、そして前走(3月27日の阪神「四国新聞杯」)で、11番人気(単勝70倍)で2着に入り波乱を演出したこの馬。
採用できる根拠はいろいろあったかもしれない。

われわれにとっての根拠は、午前11時の段階で23.8倍のZ馬(その次はビラゴーティアラの30倍)で、しかも、その馬が複勝4番人気まで買い込まれていたということだった。

このレースは、いろいろなことを示唆している。
「Z作戦」で決まったレースを解剖してみると、JRA競馬のじつにいろいろなことが見えてくる。

次回は、その前日(4月9日)の小倉11R「天草特別」で起こったZ作戦の模様を解剖することにする。



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桜満開で、さあ桜花賞

東京は、桜が満開。
東京都知事選の選挙に行ってきた。

昨日は、小倉11R「天草特別」で、ハンデが増量された馬2頭で1、2着。
そして、Z馬が3着で、3連複40350円と、大ヒット。

ニュージーランドTも、エイエインオスマン、エーシンジャッカル(オッズ的にはZ馬に相当)と、3着のグランプリボスをフォーメーションに組み込めて、3連複22850円と、うまくいった。

さきほど、阪神5RでZ馬のオペラオーカン(三浦)が3着に入り、3連複16750円となった。
きょうも、Z作戦で攻めたい。

さて、「桜花賞」だが、3歳戦はZ作戦では参加できない・・・・というふうに決めているが、1番人気は⑯ホエールキャプチャ。
大本命と目されていたレーヴディソールが回避したので、押し出されて1番人気になるのは当然なのだが、3.1倍でどうなのだろうか。
いちおう、Zゾーンにいるのが②デルマドゥルガー、⑥ハブルバブル、⑦エーシンハーバー、⑮フレンチカクタス。
上位人気、下位人気などと組み合わせたフォーメーションでいってみよう。
いま終わった7R(1600m)は、大外の8枠同士で決まったが・・・。

その他のレース、11時頃のオッズからは・・・・
阪神8R「白鷺特別」は、⑥サブコンシャスと⑩ドレスアフェア。

阪神9R「忘れな草賞」は、⑧ライトレール、⑬マリアビスティ、⑯リトルダーリンが、20倍前後で並んでいる。

阪神10R「堺S」は、ハンデ戦。
例によって、斤量が増量されている馬は、②ラターシャ、⑭プレシャスジェムズ。
⑦ビッグバンは、前走で増量されたので、いちおう注意。
Z馬候補は⑤ディアビリーブと⑩トーセンスターン。

阪神12R「マーチSもハンデ戦。
斤量が増やされた馬は、①ダイショウジェット、⑥キングスエンブレム、⑬ピイラニハイウェイ、⑮インバルコ。
Z馬候補は、⑩ブラボーデイジーと①ダイショウジェット。

小倉10R「有明特別」は、④アグネスヨジゲン。
この馬、11時頃には、単勝12番人気ながら、複勝は4番人気だった。

小倉11R博多S」は、⑥ゴールディロックと⑬カネトシパサージだが、②ニシノメイゲツが20倍台で1番人気の①マイネルゴルトと同居しているので、1枠は注意。

小倉12R「日豊特別」は、⑫マックスバローズと⑬モルフェキング。

きのうは、発走直前でZゾーンに入り込んできた馬も激走していた。
オッズのチェックを怠りなく・・・・。



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