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「Z作戦」のフォーメーションの組み立て方

このところ、Z馬が2頭いて、どちらを採用するかで悩んだり、せっかくZ馬が飛んできても、相手がZ馬よりもまだ人気下位の馬だったりして、頭の整理に困っている。

たとえば、先週(中山2日目)の10R「アクアマリンS」では、Z馬であるゴールドアグリが勝ったのはいいとしても、2着に突っ込んだのが15番人気のベイリングボーイでは、どうすることもできなかった。
といいつつ、調べてみると、このベイリングボーイは、1番人気のサクラミモザと同枠の馬だったのである。
すでに、このブログで何回も何回も書いているとおり、昔の「枠連」の頃には、「枠の代行」はしばしば見られた光景だった。
つまり、A馬(1番人気馬)、B馬(2番人気馬)が飛んでしまうと、待っていましたとばかりに、その同枠の馬が1、2着して、枠連の馬券をしっかり構成する・・・・。

JRAは、(不思議なことに)この馬連時代にも、しっかり「枠の制度」を残している。
であるからには、昔の「枠の習慣」もしっかり残っていると認識するべきだ。
といって、A馬、B馬の同枠の人気薄の馬までフォローしていたのでは、点数が増えるばかりだし・・・・ほんとに、痛し痒しである。

「Z作戦」の基本的なフォーメーションは、「Z馬から単勝人気の上位6頭を相手に馬券を構成する」のであるから、つねに、かたくなにそのシステムを組んで参加すべきだ。
そのパターンで来なかったら、すなおにあきらめ、次の機会を待つ、でいいと思う。
あれもあるかも、これもあるかもと、手を広げていたらきりがない。

3連複の場合、Z馬から上位6頭に流すと15点になるが、人気サイドが必ず1頭入ってくると考えれば、点数を減らすことができる。

*Z作戦の基本的なパターン

■ABC(1~3番人気)が固そうな場合
①Aを軸にする場合
A→BCDEF→Z(5点)

②ABを軸にする場合
AB→ABCDEF→Z(9点)


③ABCを軸にする場合
ABC→ABCDEF→Z(12点)


■さて、問題は、Z馬候補が2頭いる場合である。
同じようなオッズ帯(20~25倍あたり)に2頭がいる場合、そして、その1頭がG枠にいたり、H枠にいたりして、切るに切れないケースである。
「どちらを切るか」はとてもデリケートな問題で、取捨を間違うと天国と地獄になってしまう。

Z馬が2頭いる場合は、単純計算では30点になってしまうのだが、「それでもABCのうちの1頭は3着までに来る」という可能性にかけて、次のようにフォーメーションを組めばよい。

④ABC→ABCDEF→ZZ

これなら、購入点数は6点減って24点ですむ。

■問題は、先日も生起した「Z-Z」の馬券をどうするかである。
高額万馬券になるのではずしたくない、と考えれば次のようなフォーメーションになる。

⑤ABCDEF→ABCDEFZZ→ZZ(36点)
 (あるいは、ABC→ABCDEFZZ→ZZでもよい)

購入点数が増えてしまい、このパターンで決まるケースは少ないので効率的とはいえないが、Z馬2頭のうち、1頭がA枠、B枠に同居したときなどは、このパターンで来るケースが多いので押さえてみる手はある。

①~⑤のどういうパターンであれ、自分が参加するルールを決めてしまい、あれこれ悩まないことが肝心だ。
そして、不的中のレースが続いてもひたすら耐えて、JRAのオペレーションによって、向こうから当てって来るのをじっくりと待つ。

「忍耐は苦い。しかし、その実は甘い」(小学生のときの国語の教科書に出ていた格言)



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