SSブログ

JRAの競馬は同じことをくり返す?小倉大賞典

昨年の「小倉大賞典」は中京で行われたので参考にならないが、「Z馬」のオースミスパークが逃げ切り、2着に今年も出てきて1番人気になっているナリタクリスタル。
三浦皇成騎乗の3番人気マイネルスターリーが失格となって、マヤノライジンが繰り上がり、3連馬券は大穴になった。

1着、2着になったオースミスパークとナリタクリスタルに共通していたものは?
昨年のエントリーにも書いたが、2頭とも、前走で準オープンのレースを勝ち、その時よりも2キロ軽い斤量で出走していたのだ。
だから、この2頭は要注意、と書いた(1頭はZ馬だったし・・・・)。

JRAの競馬は、同じことをくり返す。
なぜなら、この2頭が、このパターンで勝っていいのなら、(私が馬主なら)私だって同じパターンで勝負をかけるだろうからだ。
JRAの競馬は、違う路線(ローテーション、条件)からの抜け駆けを許さない。
番組表に乗っ取って、整然と、勝つべき馬が勝つように仕組まれている。
向こう側の人たちは、番組表をにらみながら、「どこで勝とうか」と虎視眈々、ねらっているのだ。

前置きが長くなった。
前走で準オープンを勝って、きょう、それよりも2キロ減で出てきた馬は? ⑫クレバートウショウだ。
2連勝しているせいか、4番人気に支持されている。
一応、レースぶりに注目しよう。

ナリタクリスタルは、前々走の「新潟記念」で55キロで勝ったので、前走の「中山金杯」では1キロ増量された。
そのときのエントリーに、「ナリタ注意」と書いて、3着に入線。
勝ったキョウエイストームも、前走のハンデ戦より、斤量が増やされた馬だった。

さて、きょうのオッズを見ると、7番人気のアンノルーチェが17倍、その次のバトルバニヤンが25倍となってしまい、オッズ的にはZ作戦で参加しにくいレースとなってしまった。
7番人気までの馬同士でおさまるのか、それとも、8~11番人気あたりにいる穴馬が食い込んでくるのか。
⑩番人気のオートドラゴン、⑪番人気のスマートステージが同居した3枠が「H枠」なので、枠連で、ここから上位3つの枠あたりに流してみる手はどうだろう。

その他のレースでは、
東京11R「金蹄S」は⑩バルーン。
このレースはハンデ戦で、ハンデが増やされている馬は①ビタースウィートとビッグバンだ。
2頭とも、近走で好成績を上げているわけでもないのに、増やされた(なぜだろう)。

東京12Rは、⑦オッキオディガット。

京都10R「斑鳩S」は⑯タイガーストーン。

京都11R「すばるS」は⑪トーホウドルチェ。

京都12Rは、⑤カミヒコーキと⑦コパノカチーノ。
このレース、枠連と馬連は3番人気の②フィールドシャイン(岩田)から売れている(いずれ発走間際に、1番人気に押し出されるのだろうか)。
ところが、3連単は、現在1番人気の⑮フライトオブスワン(福永)から売れている。
こういう、枠連、馬連、3連の「不整合」は往々にして見られるのだが、どういうパターンのときにどういう馬券の収まり方をするか、注意してみておくことが大事だ。

小倉10R「小倉城特別」は、7番人気までが単勝一ケタ台で,Z馬は⑫ロックフルマーク。

小倉12Rは、フルゲートの牝馬のレースで、何が起こっても不思議ではない。
⑰タムロウィングが1番人気なのだが、枠連、馬連とも、4番人気の①ステラーホープから売れている。
タムロウィングは、発走前には人気が落ちるだろう。
11時の段階で、なぜ、この馬が1番人気だったのか?
このレースも、結果がどうなるか、きちんと目撃しておきたい。
⑨アイスカービングが「G枠のZ馬」、⑧リネンパズルが「H枠のZ馬」となった。
リネンパズルの4枠には11番人気のラブインザダークも同居しているので、ここらあたりには注意が必要。
「Z-Z」の可能性も考えておこう(昨年も、この時期に「Z-Z」のパターンが生起している)。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。