SSブログ

びっくり 小倉で1900万円馬券!

東京は、ピーカンの大快晴。
寒風の中、建設中の東京スカイツリーがすっきりと空に伸びている。

小倉の4Rに1900万円馬券(3連単)が出た。
9番人気×15番人気×6番人気の組み合わせでこんな馬券になるのだから、びっくりだ。
3年前の小倉で1千万馬券が出たときは、12人気×13人気×3番人気だった。
まだ、きょうのレースの検証はしていないが、3年前の1千万円馬券のときには、異常投票があった。
なんとあのレース、馬単の配当が馬連よりも低かったのだ。
そして、馬連よりも馬単が買い込まれていたのは、人気上位の馬ではなくて、2着の13番人気の馬だけだったのだ。
ぜひ、当時のブログを読んでほしい。

http://z-ba.blog.so-net.ne.jp/2008-09-12

午前中、東京は人気サイドの馬が上位に来ているが、京都は荒れ模様。
午後はどんな傾向になるのだろうか。

東西のメインは、レースの内容は見応えのあるものになりそうだが、オッズ的には面白くなく、Z作戦では参加できない。

「共同通信杯」は、ホープフルS組の2頭、ベルシャザールとナカヤマナイトの走りっぷりに注目。

「京都記念」は、有馬記念ブービー人気で3着に突っ込んだトゥザビクトリーが1番人気に祭り上げられたが、これは疑ってかかった方がいいのではないか。
オウケンブルースリと、ビッグウィーク、ダノンシャンティ、ヒルノダムールの4歳勢が天皇賞に向けてどんなレースをするか眺めたい。

こうした、人気サイドで決まりそうなレースに、軸を決めてどんと買いに入る人もいるのだろうが、われわれは穴サイドから、システム通り、淡々といこう。

きょうは、東も西も、穴馬がひしめいており、むずかしいが、面白そうだ。

例によって、11時頃のオッズからZ馬候補を・・・・。

東京8Rは、⑧オペラオーカン(A馬のゴールドスパークルと同居)とレディパレード。

東京9R「大島特別」は、⑥モエレエンデバー。

東京10R「雲雀S」は、まだ混沌としており、①レオパステル、④ミオリチャン(G枠)、⑪ダイメイザバリヤル(H枠)となった。
このレースはハンデ戦で、昨日も1着に来ていたように、ハンデが増量された馬に注意。
⑥ダイワナイト(なんと、前回17着に負けたというのにプラス2キロ)と、ストロングリターン(プラス1.5キロ)だ。

東京12Rは、⑭シャドークロスがH枠のZ馬。
さらに、A馬のキングレオポルドに同居した⑫ブルームーンピサ(デムーロ)にも注意。
このキングレオポルドが消えると、B馬カピターノ、C馬ハーティハートが同居した2枠になる。

京都9R「木津川特別」は、⑫ナリタシリカなのだが、単枠でG枠となった①フェスティブマロンも・・・・この馬、過去に何度かZ馬で好走したことがあり、内田が乗ってきて・・・・。

京都10R「飛鳥S」は、③ミキノバンジョー(10番人気)
A馬の⑦レインボーペガサスの枠に、⑧ニュービギニング(11番人気)が同居したので、ぞろ目も。
1枠にも、福永や内田が8番人気、13番人気の馬に乗ってきて「G枠」になっているので、ここは人気薄の馬たちに注意だ。

京都12Rは、①スパークルシチーがG枠に、⑭スーサンストリームがA馬のサンマルボスと同居した。
11番人気で22倍あたりを示しているエーシンテンモクにも注意しなければいけないのだろうか。

小倉10Rは、これもA枠に同居した⑨アカリ。

小倉11R「門司S」は、③ピサノジュバン。
B枠の④シャアと同居。
A馬が、単勝1.8倍の⑩ゴルトブリッツなのだが、これが消えると2枠のぞろ目の可能性も出てくる。

小倉12R「周防灘特別」は、⑭サクライダテン(H枠)と⑯バロンタイム。

ほとんどのレースに「Z馬」が目白押し。
しかも、G枠、H枠、さらに人気のA馬、B馬と同居のケースも多い(ぞろ目、代役の可能性を考えよう)
何頭くらい来てくれるだろうか。



にほんブログ村 競馬ブログへ

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

オッズ的にとりとめがなく・・・・

いま、雪のために小倉が中止になってしまった。

東京は、1Rから荒れ模様で、これが午後まで続くのだろうか。
馬場が急激に悪化するとは思えないが・・・・。

東京のメイン「クイーンカップ」は、ダンスファンタジアとホエールキャプチャの走りっぷりを眺めておくレース。
今年の3歳のレースは、けっこうZゾーンの馬が飛んできていて、もし、2頭の一角を崩すとすれば、⑧ニシノステディということになるが。

その他のレースでのZ馬候補は、

東京8Rは⑨タマノリテラシー。

東京9R「調布特別」は、⑭レッドスティングと⑧トウショウデザート。
トウショウは、最近、Z馬でも来ている三浦だし、同枠のサイレントメロディはB馬なので、ぞろ目、代役も考えられる。

東京12Rは、⑯ミッシングナンバーと、⑭ココカラ(G枠なので注意)。

京都11R「アルデバランS」はハンデ戦。
例によって、ハンデが増量された馬は、⑤グリッターウイングと⑯ピイラニハイウェイ。
Z馬は、⑪ピースキーパーとなったが、この馬もB馬のワンダーアキュートの枠に同居。
ぞろ目、代役の可能性も考えよう。

京都12Rは、6番人気までが一ケタ台で、その後、一気に7番人気のネオファロスの24.7倍、8番人気のアグネスラナップの27.2倍に飛んでしまう。
2頭のうちのどちらかが食い込むのか、それとも人気上位でおさまるかといった様相。

きょうは、典型的なZ馬がおらず、オッズ的にはとりとめがない。
こういう日はどんなおさまり方をするのだろう。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

競馬必勝法はあるか・・・・③クロード・シャノンの法則

クロード・シャノンという人をご存じだろうか。
情報理論の父、コンピュータシステムの生みの親と呼ばれ、独創的な理論を発表し続けたアメリカの天才数学者である。
あるとき彼は、ある方法をもって、ラスベガスのカジノでルーレットに挑戦し、勝利をおさめることに成功した。
彼が、ルーレットに挑戦するために研究したものは何だったのか。

数学者だから、確率の法則だったんだろう?

実は、彼の方法は、「数学的な発想」によるものではなく、「賭博場の規則性」を調べることだった。
「赤が3回出たから、次は黒だろう」的な、参加者側からのデータ的発想でなく、向こう側(カジノ)にいる人間の「オペレーションのノウハウ」を盗んで、時にはそれに便乗し、時にはその裏をかく、したたかで泥臭い考察だった。

この方法の根底にあるのは、「ゲームそのものが、主催者の利益を前提としてコントロールされている」という理論である。
ゲームの結果は、一見ランダムに見える(一定の法則で赤が出たり黒が出たりしているように見える)けれど、そこには主催者の意図的なコントロールが潜んでいる、ということである。

最近は、「データ競馬おおはやり」の傾向が見え、どこもかしこも「過去のデータ一本槍」の様相である。
前回の「競馬番組表」のところで述べたように、勝ち馬は番組表の上を歩き、番組表で許された馬しか勝てないようになっているのだから、向こう側の人たちは、過去に、「そのレースを勝った馬」と同じようなステップを踏んで出走してきて、勝とうとする。
だから、そのような馬たちが勝った「過去のレースを検証する」ことには意味がある。
ただし、1着馬に関しては・・・・だ。
2着、3着になる馬に、データはあまり当てはまらない。
2着、2着もデータ通りに来てしまったら、それは、誰もがとれる「本命サイドの馬券」で終わってしまう。
「データ競馬」には説得力はあるが、「それで配当はどうなの」という限界が、そこにある。

データ=確率?
それは大事だが、クロード・シャノンのように、向こう側はそういうオペレーションでレースを仕掛けてきているのだろうという視点に立つことがもっと大事だと思う。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

競馬必勝法はあるか・・・・②「競馬番組表」の呪縛

JRAの競馬のオペレーションをつかさどるものに「競馬番組表」がある。
JRA競馬の年間のプログラムであり、レースのスケジュールやレースの出走条件などが細かく記載されている。
といっても、レースのプログラムという域を脱して、勝ち上がった馬が次はどのステップで、どういうレースに臨み、どう勝ち上がっていくかを見据えたものになっている。

昔は1冊の冊子になっており(現在もそうなのだろうか)、JRAの本部に行くと、一般人でも入手できた。
いまは、競馬スケジュールの部分のみJRAのホームページで入手することができるが、このプログラムからは、馬主や調教師など、馬を出走させてくる側に必要な情報は削除されていると考えてよい。

厩舎側が馬を出走させる場合は、この番組表の規定に従って、自分の馬が出走できるレース、どのレースならもっとも有利な条件で勝ち上がることができるか・・・・などを考えて出走させてくることになる。

われわれは、きょうのレースの出馬表を見て(そこには、過去の成績が載っている)、きょうのレースの成り行きを予想する。
ところが、出走させてくる向こう側の陣営は、(きょうのレースを含めて)どこのレースで勝とうか、「未来」を見つめて、きょうのレースに臨んでいる。
勝とうと思っているかもしれないし、勝たなくてもいいと思っているかもしれない。
彼らは「未来」を想定して馬を出してきているのに、われわれは「過去」にしばられてレースの予想をしている。
これは、「決定的な差」ではないだろうか。

グレードレースについては、本番をねらうためのステップレースがあり、大方の馬は、それに乗ったスケジュールで出走してくる。
JRAも、番組表で定められたステップで臨んでくる馬にしか(原則的には)1着を許さないし、他のコースや、途中から参加してくる抜け駆けも許さない。
おそらく、グレードレースだけでなく、すべてのレースについて、向こう側にしかわからない「ステップレース的なレース」があるに違いない。
1頭のサラブレッドは、新馬戦に出走してから引退するまで、その生殺与奪の権をJRAの番組表に握られているといっても過言ではない。
番組表は、単にレースのスケジュールを示すプログラムではなく、どんな馬たちに「力走」(勝つことはもちろん、負けたりすることも含まれる)を求めるかという主催者の意思表示そのものなのだ。
巨大なコンピュータシステムと番組表ですべての馬を管理しているJRAは、どのレースでどの馬が勝つべきかがほぼわかっているのではないだろうか。

競馬を、競馬サークルの人たちの立場でとらえてみると、1頭の馬をめぐって、馬主、調教師、騎手、その他関係者みんなで行っているお金儲けである。
彼らにとっての「番組表」は、賞金獲得のための「作戦プログラム」でもある。
当然、番組表に目をこらして、どこで勝ちに行くか、周到な賞金獲得方法を考えるはずである。

ちょっと競馬を経験した人なら、出走してくる馬がすべて全力疾走することが当たり前・・・・などと考えることは不自然であることがわかるだろう。
勝つつもりがなくても、出走している馬がいる。
大相撲の「無気力相撲」ではないが、勝ちたくない馬が出走してきている場合だってある。
競馬は、強い馬が勝つものだと決めつけている人にとっては、大いなるジレンマであるに違いない。
「人気馬=強い馬」という認識も捨てたほうがよい。
競馬は強い馬が勝つのでなく、勝ったから強いと言われるのだ。

もう一つ、厳然たる、非常に大事な「事実」がある。
調教師、騎手など厩舎関係者は馬券を買えないが、馬主は馬券を買えるということである。
自分が、馬を出走させる馬主の立場になって考えてみたら、いくらレースでは人気になっていても、「確実に勝つためには、きょうのレースでは勝負をしない(馬券を買わない)」というケースが出てきても、全然不思議ではない。

番組表というJRAのバイブルにのっとって競馬が行われているのだから、レースの予想をする際には、ほんとうにこの馬はここに勝負をかけてきているのか、向こう側の立場で考えなければいけないのだが、そこが実にむずかしく、悩ましいところである。
競馬で勝つことにつながる方法は、「番組表」の読み方を含めて、「JRAのオペレーションに乗る」か、「JRAのオペレーションを逆手に取る」、ということではないだろうか。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

競馬必勝法はあるか・・・・①「大数の法則」を超える方法は?

競馬に必勝法は、ない。

競馬への参加方法は100人100様。
世に、「競馬必勝法」なるものがあるとしたら、その人は、それを公表するだろうか。
だから、「これぞ競馬必勝法」というのは「ウソ」である。

競馬必勝法は、公表されたとたんに効力をなくす。
なぜなら、JRAは競馬で大もうけする人間が出ることを許さないし、そのために、(必勝法なるものの)オペレーションを即座に変更してしまうからだ。

なぜ、競馬に勝てないのか・・・・(いや、「オレは勝っている」という人がいるかもしれないので、言い方を改めよう)・・・・なぜ、競馬で勝つことがむずかしいのだろうか。
そのあたりを、JRAのオペレーションという視点から、客観的な事実を検証することでせまってみよう。

■25%の控除率
JRAのギャンブルビジネスは、控除率25%という鉄壁のシステムで支えられている。
「ギャンブルの胴元なんだからテラ銭をとるのは当たり前だ」というかもしれないが、この25%という数字は、もう、べらぼうな数字である。
ラスベガスやウォーカーヒルのカジノのギャンブルビジネスだって、控除率はたかだか数%である(いちばんひどいのは「宝くじ」。なんと、還元率は48%でしかないのだ)。
JRAのギャンブルビジネスとは、本命サイドから穴党まで、あらゆる層のファンに、時々「的中」の満足感を与えながら、トータルとして「平均25%の損失」となるように管理されたシステムなのだ。
ここを乗り越えて勝つことは、容易ではない。

■向こう側のシステムでしか勝負に参加できない
競走馬の管理、出走スケジュール、レースの管理(どのレースに、どんな馬を出走させるか)など、競馬に関するすべてのオペレーションは向こう側(JRA、調教師、馬主などの競馬サークル・・・)に握られている。
「きょう、このレースに出走してきた馬は、基本的に全力を尽くして走ることが義務づけられている」と信じて馬券を買っているかもしれないが、レース結果を含めたすべてのオペレーションは、元々、向こう側の判断やシステムにゆだねられているのだ。
われわれはそんなレースに、「この馬は強いかも」「この馬が穴をあけるかも」と、不確かな自己判断で馬券を買って参加しているわけだ。

■JRAのギャンブルビジネスを支える「大数の法則」
「大数の法則」とは、ベルヌーイが提唱したことで、「一つ一つの予測はきわめて困難であっても、多くの試行がなされたならば、全体的な分布はかなり正確に予測することができる」ということである。
これは、次のように言い換えることができる。
1回1回の試行の結果は不確かでも、ある試行を何回もくり返していけば、確率は一定の値に近づいていく・・・。
サイコロの出目は、回数が少ないときにはどれかの目に偏る可能性が高いが、数多く振ることをくり返せば、どの目も、確率は6分の1に近づいていく。
競馬は、25%の控除率に守られているのだから、誰かが2回か3回、運良く勝つことができるかもしれないが、JRAの競馬に参加している多数のプレイヤーが、長時間にわたって同じような試行をくり返していけば、トータルでは25%の控除率を下回ってしまう・・・・そこにJRAのギャンブルビジネスは成り立っている。
1人1人が馬券を購入する場合、瞬間的には25%を上回って大勝ちする人も出てくるが、大勢の人が長期にわたって馬券を買い続けていくと、ほとんどの人が25%以下のマイナスに陥ってしまう。
JRAが損をすることはなく、そういうシステムに支えられているのがJRAの競馬だということだ。

つまり、JRAの競馬は、まともに立ち向かっては太刀打ちできないように、あらかじめでき上がっている完璧なギャンブルビジネスなのだ。

競馬に「必勝法」はない。
では、競馬に参加しているわれわれは、どう立ち向かっていったらいいのだろうか。



にほんブログ村 競馬ブログへ

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

やっとホンモノか? 三浦皇成

昨日も書いたように、三浦皇成に「味」が出てきた。

競馬のセンスでも、フィジカルな面でも、非凡なものを持っているということは了解していた。
ただ、デビューの年に100勝以上をあげ、武豊の記録を破ったのは、彼の力もあるが、「皇成に勝たせたい」「豊の記録を破らせたい」という、関東の調教師の後押しがあったからだ。
その証拠に、彼が騎乗して買った馬のほとんどが、3番人気以上の馬だった。
つまり、きっちり仕上げて「勝ってください」と彼に渡したのだった。

その結果をどう受け取ったのか、2年目にはフリー宣言してしまい、あとは、見ての通りである。
写真集だの、結婚だのといったプライベートなことはどうでもいいが、たとえば「Z馬」なんかに乗って、「頼むぞ三浦」と思っても結果が出せない姿を見て、「人気薄でもきちんと上位に馬を持ってこれる騎手としての根性」を見せてほしいと、ひそかに思っていた。

先週、Zゾーンの馬に乗って、2レース、きちんと馬券圏内に持ってきてくれた。
「職人芸」とまでは言わないが、人気の、勝ってくださいという馬でなくても、きちんと馬券圏内に持ってこれる力があることをようやく発揮してくれた。

そして、昨日の「東京新聞杯」のレースぶりである。
人気は、マイルチャンピオンシップの2、3着のダノンヨーヨーとゴールスキーにかぶっていたが、スマイルジャックだってそのレースで微差の5着だったし、昨年の安田記念3着の実績もあるし、関屋記念での1分31秒台の時計も持っている。
マイルCでは、川田が早めに仕掛けてゴール前で失速したが、今回は逆転は充分にあると思った。
レースは、4コーナーでは早めに先行馬の後ろにつけて、ゴール前までぎりぎり追い出しをがまんして、完璧な騎乗ぶりで勝利をものにした。

これからは、三浦皇成から目を離せない。
Z馬に乗っても、どんどん起用していこう。

いよいよ、ホンモノになったのではないか。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

Z馬は来るのだが・・・・

昨日は、京都11R「すばるS」のトーホウドルチェ、小倉12R「紫川特別」のリネンパズル・・・と、Z馬が来るには来ているのだが、3着。
「Z作戦」は、そもそも「勝ち馬」よりも、馬券対象に飛び込んでくる「伏兵馬」をねらう馬券作戦なので、2、3着のケースが多い(昨日も書いたように、「勝ち馬」に対しては、JRAは整然とした「条件」をつけているが、2、3着については条件は「不問」だから、人気薄が飛び込んでくる)。
「Z作戦」のいいところは、3着に入っても、「3連馬券」のおいしいところがゲットできること・・・・なのだが(紫川特別は、相手が1、2番人気でも3連複は13310円)。
「ハナ差」で、馬連がとれないと、めげるよなあ。

Z馬に関して・・・・
①昨日は、京都12Rでヒシアカデミーが、東京12Rでタマモスクワートが、発走直前で「Zゾーン」(単勝オッズ20倍前後)に滑り込んで、馬券圏内に飛び込んでくるケースが見られた。
発走前までオッズを気にしていたらきりがないのだが、11時頃の段階でのZ馬がZゾーンからどんどん離れていくような場合は、こういう馬にも気を配ることは必要かもしれない。

②これまで、三浦皇成について、「人気になっている馬しか来ない」と書いてきたが、先週、2鞍で、Z馬でやってきた。
やっとZ作戦を演じられるジョッキーになったということか、それとも、なりふりかまわず勝ちに来ざるをえなくなっているということか。
いずれにしても、人気薄でも、三浦には目を離せなくなったということ。

さて、きょうの「東京新聞杯」。
昔は、Z馬の活躍がしばしば見られたレースだった。
きょうは、7番人気のキングストリートが21.8倍、その次がファイアーフロートの25.1倍と、Z作戦で参加する様相となっていない。
馬券は④ダノンヨーヨーと①ゴールスキーから売れており、本命サイドでおさまるということなのだろうか。
リクエストソングとか、キングストリートとか、ファイアーフロートとか、ネオヴァンドームとかに「穴」をあけてもらいたいのだが、どうだろうか。

京都11R「きさらぎ賞」も、オッズ的にははなはだおもしろくない形になった。
もともと、3歳の競馬は「Z作戦」では参加しないことにしている(今年は、Z馬がしばしば飛んできているので、3歳競馬についても見直しをしてもいいかと思いつつあるが)。
「きさらぎ賞」は、この後のクラシック戦線につながるレースなので、人気サイド、伏兵を含めて、どんなレースをするか(個人的には、福永のウインバリアシオン)眺めておくレースだろう。

その他のレースの、12時頃のオッズからのZ馬候補は・・・・
東京9R「箱根特別」は、③フランドルシチだが、④フミノヤマビコがG枠のZ馬となった。
ポイントは、ハンデ頭のマイネルシュトルムだろう。
昨年の2月に、56キロで1000万条件を勝ち、1600万条件でも57キロで好走した馬。
だから、ここでは58.5キロを課せられているわけだが・・・・。

東京12Rは、⑤ラヴリードリームが「H枠」のZ馬となった。

京都9R「宇治川特別」は、ハンデ戦。
例によって、ハンデが増量されている馬は、③メルシーヨーク、⑨アグネスティンクル、⑪スプリングサンダー、⑫クロワラモーなのだが、アグネスティンクルのように、なぜ増量されなければならないのか、わからないのも含まれている(ハンデキャッパーは、何を根拠にハンデを決めているのだろうか)。
Z馬は、③メルシーヨーク。
しかし、アグネスティンクルが27倍で「H枠」に入り、ハンデ頭の⑮フレッドバローズが「G枠」となったので、一応(ハンデ戦なので)、注意が必要だろう。

京都10R「橿原S」もハンデ戦。
しかも16頭立てなのだが、オッズ的にはZ作戦で参加できる形になっていない(といって、固くおさまるとも言えないのだが)。
ハンデが増やされた馬は見当たらないが、ハンデ戦は、ハンデが軽い馬が来るのではなくて、むしろ重いハンデを課されれた馬の活躍が多い。
ここでのトップハンデは⑭ドスライスで、きょうは5番人気になっているが・・・・(人気薄の実力馬は買うべし?)。

小倉11R「皿倉山特別」は、12頭立てだが、しかるべき人気の馬がそれぞれの枠にバランス良く散って、G枠にパールグレイピアス(14.6倍)、H枠でサンマルエミネム(15.3倍)となった。
オッズは動くだろうが、ここまで荒れるかどうか・・・・。

小倉12R「香春岳特別」は、500万条件のフルゲート。
いつも、波乱となっているレースだ。
Z馬は、1番人気の⑮リッカスウイープと同居した⑭コスモピアチューレ。
ぞろ目、代役が考えられる。
一方、G枠に⑧エーシンヨシツネがいるので、これも注意。
5枠には、4番人気のアイビーフォールド(丸山)と、8番人気のヘイハチキングが同居しているのだが、枠連の上位に顔を出している。
発走前までに人気は(上位に)動くかもしれないので、一応、注意が必要。



にほんブログ村 競馬ブログへ












nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

JRAの競馬は同じことをくり返す?小倉大賞典

昨年の「小倉大賞典」は中京で行われたので参考にならないが、「Z馬」のオースミスパークが逃げ切り、2着に今年も出てきて1番人気になっているナリタクリスタル。
三浦皇成騎乗の3番人気マイネルスターリーが失格となって、マヤノライジンが繰り上がり、3連馬券は大穴になった。

1着、2着になったオースミスパークとナリタクリスタルに共通していたものは?
昨年のエントリーにも書いたが、2頭とも、前走で準オープンのレースを勝ち、その時よりも2キロ軽い斤量で出走していたのだ。
だから、この2頭は要注意、と書いた(1頭はZ馬だったし・・・・)。

JRAの競馬は、同じことをくり返す。
なぜなら、この2頭が、このパターンで勝っていいのなら、(私が馬主なら)私だって同じパターンで勝負をかけるだろうからだ。
JRAの競馬は、違う路線(ローテーション、条件)からの抜け駆けを許さない。
番組表に乗っ取って、整然と、勝つべき馬が勝つように仕組まれている。
向こう側の人たちは、番組表をにらみながら、「どこで勝とうか」と虎視眈々、ねらっているのだ。

前置きが長くなった。
前走で準オープンを勝って、きょう、それよりも2キロ減で出てきた馬は? ⑫クレバートウショウだ。
2連勝しているせいか、4番人気に支持されている。
一応、レースぶりに注目しよう。

ナリタクリスタルは、前々走の「新潟記念」で55キロで勝ったので、前走の「中山金杯」では1キロ増量された。
そのときのエントリーに、「ナリタ注意」と書いて、3着に入線。
勝ったキョウエイストームも、前走のハンデ戦より、斤量が増やされた馬だった。

さて、きょうのオッズを見ると、7番人気のアンノルーチェが17倍、その次のバトルバニヤンが25倍となってしまい、オッズ的にはZ作戦で参加しにくいレースとなってしまった。
7番人気までの馬同士でおさまるのか、それとも、8~11番人気あたりにいる穴馬が食い込んでくるのか。
⑩番人気のオートドラゴン、⑪番人気のスマートステージが同居した3枠が「H枠」なので、枠連で、ここから上位3つの枠あたりに流してみる手はどうだろう。

その他のレースでは、
東京11R「金蹄S」は⑩バルーン。
このレースはハンデ戦で、ハンデが増やされている馬は①ビタースウィートとビッグバンだ。
2頭とも、近走で好成績を上げているわけでもないのに、増やされた(なぜだろう)。

東京12Rは、⑦オッキオディガット。

京都10R「斑鳩S」は⑯タイガーストーン。

京都11R「すばるS」は⑪トーホウドルチェ。

京都12Rは、⑤カミヒコーキと⑦コパノカチーノ。
このレース、枠連と馬連は3番人気の②フィールドシャイン(岩田)から売れている(いずれ発走間際に、1番人気に押し出されるのだろうか)。
ところが、3連単は、現在1番人気の⑮フライトオブスワン(福永)から売れている。
こういう、枠連、馬連、3連の「不整合」は往々にして見られるのだが、どういうパターンのときにどういう馬券の収まり方をするか、注意してみておくことが大事だ。

小倉10R「小倉城特別」は、7番人気までが単勝一ケタ台で,Z馬は⑫ロックフルマーク。

小倉12Rは、フルゲートの牝馬のレースで、何が起こっても不思議ではない。
⑰タムロウィングが1番人気なのだが、枠連、馬連とも、4番人気の①ステラーホープから売れている。
タムロウィングは、発走前には人気が落ちるだろう。
11時の段階で、なぜ、この馬が1番人気だったのか?
このレースも、結果がどうなるか、きちんと目撃しておきたい。
⑨アイスカービングが「G枠のZ馬」、⑧リネンパズルが「H枠のZ馬」となった。
リネンパズルの4枠には11番人気のラブインザダークも同居しているので、ここらあたりには注意が必要。
「Z-Z」の可能性も考えておこう(昨年も、この時期に「Z-Z」のパターンが生起している)。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

競馬に八百長はあるか?

大相撲の「八百長メール」をめぐって、メディアが騒いでいる。
私が住んでいる東京下町の両国界隈にもマスコミが押し寄せ、うっかり国技館辺りを歩いていると、インタビューを受けてしまいそうだ。

TVの取材に答えて、放駒理事長は「過去にはなかったこと」と、不自然に強調したが、私に言わせれば「あれ?そうだったの?」という感じだ。
たとえば、千秋楽の、7勝7敗の力士の勝率を見よ!である。
すでに勝ち越しを決めている力士と当たる場合など、まれに、その力士に勝たれることがあったりすると、「あれ、負けてあげないの?」という気持ちになったものだ。

昔から、星の貸し借りはあった。
相撲なんてそんなものだと思っていた。
ただ、今回の「メール」のように、表に出るものとして証拠が残っていなかっただけ。
たぶん、お互いの「暗黙の了解」で行われていたのだろう。
だって、自分は勝ち越しており、千秋楽に、相手が自分のために負け越したら・・・・と考えたら、負けてやってもいいかもと思うのは人情だし、その気持ちもよくわかる。

きょうの朝日新聞の「天声人語」では、「真剣勝負とは別の『ルール』が存在していたのでは、どんなスポーツでも成り立たない」と書いているが、相撲ってスポーツだったのだろうか。

同じ朝日新聞の「社説」は、「相撲は競技か、興業か」というタイトルで、「星のやりとりがあったとすれば、ファンへの背信、大相撲の根幹を揺るがす重い事態」「真剣勝負を堪能してもらおうと、日々、鍛錬を積んでいる多くの力士の努力を踏みにじるもの」と、いかにも「朝日らしい見解」を述べている。
まあ、このあたりが、大方の人々の意見のおちつきどころなのだろう。

しかし、池田信夫氏などは、彼のブログで「八百長は日本の伝統」とはっきり書いている。
「賭博罪になる野球賭博と違って、八百長は違法行為ではない。
当の関取が悪いと思っていないから。
八百長や談合は、当事者にとってはWinWinゲームだからだ・・・・」
と述べた後で、
「人間関係でも商売でも、こうした『貸し借り』でお互いに困ったときに助け合うのが日本の美しい伝統だった」
と言い、
「電波利権をめぐる総務省と通信業者の八百長構図も同じだ」
と、その構図について触れている。

池田氏のブログ

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51672987.html


プロレスを見て、「八百長だ」と騒ぐ人はいない。
では、大相撲は?

あれは競技なのだろうか、それとも興業?
興業なら、お客さまを楽しませるためのさまざまな演出があってもおかしくない。
(これを負けたら三役から陥落という力士が、千秋楽で勝ってもおかしくない。ファンは喜ぶだろう・・・・それが、八百長であるかどうかは別にして)。

昔、競馬場や場外馬券売り場で、レースが終わったとたん(とくに人気馬が負けて、人気薄が勝ったりするときに)「八百長だ」と叫ぶ人を何十回となく目撃した。

さて、八百長とはなんだろう。
Wikipediaでは「八百長(やおちょう)とは「いんちき」の意で、まともに争っているようにみせながら、事前に示し合わせた通りに勝負をつけること」と言っている。

という意味では、今回の大相撲の八百長は実際にあったことなのだろう。
「由々しきこと」と思うか、「相撲なんてそんなもの」と思うかの違いだ。

相撲の場合は、当人同士のやりとりか、暗黙の了解で八百長が成り立つかもしれないが、競馬の場合は成り立たないだろう。
競馬など、公営ギャンブルでの厳密な意味での八百長とは、カネを使って当事者に工作し、レースを作る(1、2、3着などの着順を決める)ことだからである。
たとえば、騎手(関係者)にカネを渡して、「おまえは4着以下に落ちろ」「おまえは勝たないで2着になれ」などと、主要な関係者(あるいは全員)に働きかけてレースの着順を決めてしまう。
そんなことが、できるわけがない。
競馬に八百長はない。

しかし、競馬はスポーツではなく、興業なのだから、それに似た行為は発生するかもしれない。
断然1番人気の馬が、4着以下にずっこけることは往々にして発生するし、ファンは「そういうことが起こることも競馬だ」と納得しているので、昔のように「八百長だ」と騒ぐ人もいない(強いて言えば「片八百長」?)。
しかし、興業である競馬を面白いものにするために、主催者側によってさまざまな演出がなされているということは、はっきり認識してかかる必要があると思う。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

シンモエダケよいつまでも・・・あっと驚くその戦歴!

九州、霧島連山で「新燃岳」が大爆発・・・・。
ん? しんもえだけ?
被災地の地元の方々にはまことに申し訳ないが、むかし、JRAの競走馬に「シンモエダケ」という雌馬がいたことを思い出した。

ネットの威力はすばらしい。
「シンモエダケ」をgoogleで検索してみると、どなたかが、きっちりと、昔の馬の整理をして見せてくれているらしく、シンモエダケの戦跡をあっという間に調べることができた。

それによると、シンモダケは、「1972年の桜花賞を1番人気で7着に負けた馬」ということになっている。
しかし、見てほしい、それまでの彼女の戦跡と、その後の戦歴を・・・・。

彼女は1971年(昭和46年)デビューである。
そしてデビュー以後の戦歴は・・・・

新馬 1着
鎮西3歳ステークス 1着
オープン 1着
デイリー杯3歳ステークス 1着
紅葉杯 1着
京都3歳ステークス 4着
阪神3歳牝馬ステークス 1着
紅梅賞 1着
シンザン記念 1着
毎日杯 3着
阪神4歳牝馬ステークス 1着

ここまで、すべて1番人気か2番人気である。
そして、本番の桜花賞では1番人気に支持され、7着に終わってしまった(1着はアチーブスター)。

驚くのは、デビュー以来、本番の桜花賞出走まで11戦もしていることである。

しかも、桜花賞で7着に敗れた後、彼女は引退するまでに、さらに11回も走ってしまうのだ。
でも、勝ち鞍はなく、3着が3回・・・・。

信じられな~い。

いまは、新馬でデビュー以後、桜花賞まで5回以上戦ったら使いすぎ・・・などといわれる時代である。
シンモエダケのけなげさ?
そうじゃないだろ。
おいおい、馬主さん、こんなに使っていいの?って感じ。

いまの「グレード制度」が確立されていなかった時代、向こう側の人(馬主サークル)の人たちは、桜花賞に出生するために、こんな使い方をして、稼いでいたわけなのだろうか。

ところで・・・・
ネットでシンモエダケの戦歴をチェックしていたら、なつかしや、同時期の「牡馬たち」の名前が続々出てきた。
たとえば・・・・
同年(72年)の皐月賞馬はランドプリンスであった。
NHK杯馬はランドジャガー(東京競馬場で目撃しました)。
ダービー馬はロングエース(騎手は武豊の父、武邦彦騎乗)。
そして菊花賞がイシノヒカル(騎手は翌年からハイセイコーに乗ることになる増沢)。
そのイシノヒカルは、その年の有馬記念をもぶっこ抜いてしまうのだ(中山競馬場で見ました。2着は、あのメジロアサマ)。

さらに、この年の同期には、クラシックの大舞台では主役を演じることができなかった「貴公子=タイテエム」や、脇役を演じたハクホオショウ、そして、翌年の有馬記念を勝ったストロングエイトなど、あとから考えるとそうそうたる、綺羅星のごとくの役者がそろっていた。

これが、ハイセイコーやタケホープたちがデビューする「前の年」のことだったのだ。
いい時代だったなあ。

シンモエダケよいつまでも。

新燃岳よお静かに・・・・。



にほんブログ村 競馬ブログへ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。