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オッズからは、東も西も混戦模様

変則開催の3日目。
昨日は、「シンザン記念」を除いて、比較的平穏におさまった。
きょうはどうだろうか。
朝から適度に荒れており、オッズを見ると東も西も混戦模様。
波乱の傾向は続くのではないだろうか。
要は、こうした「1日の波」をいかにつかむか、だ。

中山11R「フェアリーS」は3歳牝馬のレースで、アドマイヤグルーヴとダンスインザムードの子がどんなふうに走るか、眺めるレースだ。
一昨日、昨日の2日間の3歳の特別、重賞は8~9番人気の、いわゆるZゾーンの馬が1頭、馬券に来ている。
3歳戦はZ作戦では参加しないのだが、あえて、そういう馬を探せば③フジチャン、⑬スピードリッパーになる。

京都11R「淀短距離S」は、毎年、波乱になっているレース。
4歳馬の②ケイアイデージーが1番人気とは意外だが、この枠にZ馬のシャウトラインが同居したので、無視できなくなった。
⑥ヤマカツマリリンも、前2走を人気薄で激走して、そのせいか4番人気に支持されたが、今回は消える番か。
ヤマカツマリリンよりも、同じように京洛ステークスを経由してきたシャウトライン、ショウナンカザン、エイシンタイガーあたりが先に来るのではないか。
昨年のこのレースの勝ち馬⑮エイシンタイガーが、昨年と同じローテーションで臨んできた。
勝つのは、この馬ではないか。
同枠の⑯ブルーミンバーも、リスポリ騎乗で要注意。

他のレースでは、中山9R「成田特別」は、人気上位の7頭が5.0~9.9倍までの一ケタ台におさまった。
そして、10番人気の⑧メジロティモンが18.0倍で「H枠のZ馬」。
9番人気の⑤トレジャーバトルが、B馬の⑥グルーオンと同居した。
先に行けるので、代役、ぞろ目も注意。

中山12Rは、①トレジャーチェスト(H枠)。
⑨ヴイクトリアローズがG枠のZ馬で、逃げ馬はこれ1頭なので・・・・。
6枠に、A馬(グァンタナメラ)、B馬(サトノエクスプレス)が同居したので、軸はこの枠。

京都10R「山科S」は、7番人気の⑥ストレートイン、8番人気の⑤ストーリーテリングが4枠に同居してG枠となったので、この枠が穴・・・・と書いて、枠連の人気を見たら、2-7、2-4、6-7、2-6・・・・と、この4枠が、枠連の2番人気に顔を出している。
変だ。4枠に注意ということか。

京都12Rも、人気上位7頭までが一ケタ台。
⑫セトノメジャーがG枠のZ馬。
しかし、屋根が川須でだいじょうぶだろうか。

さて、変則開催3日目はどんな結果になるだろうか。



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昨日も2つのレースでZ馬が激走して・・・・

今開催、初日に挙げた4レースのうち2レースで、昨日も2レースでZ馬が来てくれて、滑り出しは上々。
とくに、昨日は中山12Rで、「2-2のぞろ目も・・・・」と書いたところ、その通りで枠連は28550円(11時の段階では314倍だった。誰が買い込んだのか)、馬連は26570円となった。

とはいえ、きょうもその流れが続くとは限らない。

きょうは1Rと6Rで、A枠、B枠の代役(同居している人気薄の馬)が好走して、枠連は固く、馬連は波乱といったケースが生じている。
こういう波は再起するものなので、きょうも、人気枠のぞろ目、代役に注意・・・・。

京都11R「シンザン記念」は、3歳の競馬なので、Z作戦で入れ込んで買うレースではない。
驚いたのは、昨日の前売り(12時)の段階で、単勝29倍で10番人気だった⑭ツルマルレオンが、きょうは7.9倍の3番人気に買い込まれていること。
いずれ、人気が下がって、本来のあるべきところに落ち着くのだろうが、注目すべきは、枠連の人気が3-6、1-6、6-7・・・・と、枠連の3番人気に7枠が買われていること。
7枠の馬の動向にちょっと注意ということか。

ディープの子、牝馬のドナウブルーが人気になっている。
昨日の1.7倍を見たときには、人気しすぎではないかと思ったが、きょうは2.7倍の、本来の人気?に落ち着いたか・・・・。
しかし、あの、牝馬のダイワスカーレットも、このレースで、人気になって勝てなかったのだから・・・・。
昨年のガルボのような馬を見つけ出すことがキーになるのだろう。

他のレースでは、

中山11R「ジャニュアリーS」は、③スリーアリスト(G枠)と⑧ニシノコンサフォスがZ馬候補となった。
このレースはハンデ戦で、ハンデが増量されている馬は④アウトクラトールとマハーバリプラム。
先日の「中山金杯」の際も、ハンデ戦で、「ハンデが増量になっている馬に要注意」と書いたが、1~3着までが、ハンデが増量された馬だった。
中山ダート1200mは、逃げ、先行馬と外枠が有利・・・ということも考慮に入れておこう。

中山12Rは、⑤スーパーウーマンと⑩トーセンオーパス。
スーパーウーマンはG枠のZ馬、トーセンオーパスは、A馬のロジスプリング(横山)と同居したので、ぞろ目、代役にも注意。
きょうは、2倍台の1番人気が負けている。
ロジスプリングが消えれば、②マイネルエルフ、①サクラネクストのB馬(2番人気)、C馬(3番人気)が1枠に同居したので、この枠となる。

京都10R「五条坂特別」は、A馬のタガノジンガロの枠に⑦ナムラフーチャー、B馬ノナリタスプリングの枠にナリタスプリングと、それぞれZ馬候補が同居した。
枠連はかたく、馬連は波乱というケースになるか?
代役、ぞろ目の可能性も考えておく。
あと、人気薄で気になるのは①ゴールドスミス(単枠でH枠)、②バトルブリンディス(藤田に乗り代わり、先行すれば・・・・)。

京都12Rは、①カレンナサクラとビンチェロ。
A馬(ミッドナイトクロス)とB馬(ハッピープレゼント)が5枠に同居したので、軸はこの枠?

さて、2日続けて調子が良かったので、確率からいくと、きょうはZ馬が来なくても不思議ではない。
しかし、かたくなにZ馬から攻めよう。



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東は順当、西は波乱含み?

3日連続開催の初日で、これといった重賞もなく、いまいち迫力に欠ける。
午前中の動向を見ると、中山は順当、京都は波乱含みといった様相。
これが、午後にどのような動きになるか。
オッズを見ても、その傾向が読めるようで、京都に面白そうな(波乱含みの)レースがある。

・・・・と思っていたら、中山の7Rで、12番人気で単勝113倍のリネンタキシードが勝ってしまった。
馬連で38000円、3連単で180万円馬券になってしまった。

<先日とは違った角度からのZ作戦の定義>
①基本的には、13頭立て以下、500万条件、3歳のレースには参加しない。
②さらに、11~12時頃の単勝オッズで、1.0~4.9、5.0~9.9、10.0~14.9、15.0~19.9、そして20倍以上のゾーンに複数頭ずつ、整然とオッズ分布ができ、
③単勝、枠連、馬連に整合性が見られず
④8~11番人気の馬で、単勝20倍前後の馬がおり、次位の馬との間に断層がある(例えば、Z馬が20.3倍なら、次位が26.7などと断層がある場合。つまり、Z馬は、単勝20倍を敷居とした絶壁にいる馬・・・・)

こうした条件が満たされていないのに、無理に参加しようとすると本命サイドのレースで決められてしまう場合が多い。


というわけで、
中山10R「初春賞」は、Z作戦のオッズパターンにはなっていないが、⑯コリコパットが7番人気で19倍。
中山のダート1200mは、外枠有利で、すでにこのクラスを勝っている5歳馬なので・・・・。


中山12Rは、③ケージーカチボシが「H枠のZ馬」。
前走のように先行すれば・・・・。
大穴で、2-2のぞろ目(314倍)なんかも狙ってみたくなるレースだ。


京都11R「新春S」は、②イセノスバル(9番人気)がC枠に同居。
それよりも人気上位の③トーセンイマジゲン(8番人気)が、「G枠のZ馬」となった。
どちらも内枠に入ったので、トーセンがどういう競馬をするか・・・・秋山の騎乗ぶりに期待、注目。

このレース、Z馬が2頭いるのはおかしいと思われるかもしれないが、単勝20倍にいちばん近い馬がイセノスバル。
一方、「枠」で、1番人気のいる枠(A枠)、2番人気のいる枠(B枠)というふうに枠を人気順位でラベリングしていくと、トーセンイマジゲンは7番人気枠(G枠)に入ったZ馬候補ということになるからだ。
昔の「枠連」の頃は、同じG枠でも、こうした馬(20倍前後)のいる場合、連複に食い込んでいたのだ。
G枠、H枠にいる馬が30倍以上のオッズである場合は、基本的に「切ってもいい」ということになる。
このレース、社台グループが4頭出してきたので、一応、注意。


京都12Rは、11Rと同様に、③ピュアマリーンがD枠に同居したZ馬候補。
⑧ブルーデジャブが、「G枠のZ馬」となった。
1、2番人気は8枠の⑯トーホウチェイサーと、3枠の⑤メイショウトリノなのに、枠連は6枠(⑪マルカバッケン?)から売れている。
一方、馬連の方は、5枠の⑨フィールドシャインと⑯トーホウチェイサーの組み合わせが1番人気で、⑨-⑪-⑯の三つどもえ、3連単も、この3頭の三つどもえの様相。
「Z作戦の定義」の④にあたるケースだ。

見るからに波乱含みなので、手広く行ってみたくなる。
馬券の構成方法としては、この2頭からの馬連、3連複のフォーメーションを組むことになる。
馬連は、この2頭から、⑨、⑪、⑯を含んだ人気上位の5~6頭。
3連複は③⑧~⑨⑪⑯~①②⑤⑨⑪⑫⑯といった具合で、点数は多少増えてしまうが・・・・。
うまくはまってくれるといいのだが。



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きのうと同じ作戦では勝てない?

堀場製作所前会長・堀場雅夫氏の16年前の著書「イヤならやめろ!」を読んでいたら、次のような文章にぶつかった。

自社へのコンピューターシステム導入の時期を逸した話についてつづったあとで、
・・・・・・・・・・
 きのうはこれで勝ったけれども、あした同じところに敵がいるとは限りませんし、あるいは、戦いの場は全然変わっているかもしれません。
 例えば、きのうは性能面で圧倒的勝利を得たけれども、きょうの戦いは価格面かもしれません。土俵が変わっているのに同じ方法でやれば必ず負けます。「きのうこの方法で勝った」ということは大事な事実ではあるけれども、きょうの戦いがそれでいいのかどうかは、また別の話です。
 ビジネスは、常にそういうものなのです。
・・・・・・・・・・

16年前の著書ではあるが、ここで述べられている神髄はいまでも変わっていないだろう。

この文章を読んでとっさに感じたのは、(当たり前の話だが)「競馬についても同じことが言える」ということだった。

JRAの競馬に、ひとつとして「同じレース」はない。
レースの結果(例えば配当金)もまちまちである。
配当金の低い(固い)レースから、高い(波乱)のレースまで、ものすごく幅が広い。

きのう(前のレース)、ある作戦(方法、あるいは「勘」でもいい)で勝つことができたとしても、同じ手法は、きょう(次のレース)は通用しない。
では、そのつど作戦を変えればいいではないか?
その通りだが、それを実践することは不可能だ。
これは固そう、これは荒れそうと、そのつどレースの性格を判断して、臨機応変に立ち回れるほどわれわれの頭脳は優秀にできていないからだ((ただ、1日とか、土日とか、1開催とかの単位で、1番人気が勝つ・・・・といったように、JRAの競馬にはつねにある一定の波があるので、勘がさえ、うまくJRAのオペレーションに乗れれば勝てることがあるかもしれない)。

だから、なのかもしれない。データ競馬がもてはやされるのは・・・・。

データからのアプローチは、ある程度の確率で、正しいと思う。
なぜなら、JRAの競馬は、JRAの根幹である「競馬番組表」に沿って開催され、向こう側(馬主、厩舎サイド)は競馬番組表を無視してレースに参加したり、勝ち上がったりできないようになっているからだ。
だから、「勝ち上がった馬」の軌跡をたどることには、意味がある。
しかし、すべてのレースがデータ通りに決まってくれない(レースの結果がデータ通りに決まらないのは、2、3着に来る馬が、必ずしも正規のルート(JRAの番組表による「掟」)に従わなくてもいい馬たちだからなのだ)。

きのうと同じ作戦では、きょうは勝てない。
といって、そのつど臨機応変に、最適の作戦を考えることもできない。
どうしたらいいか。

ひじょうに逆説的な言い方になるが・・・・「同じ作戦」で参加し続けるしかない。

その作戦は、「○○騎手の連対率が4割以上だから、○○騎手から買い続ける」といったヤワなものではいけない。
理論性があり、説得力があり、プラスの回収率が期待できるものでなければならない。
いわば、「自分流のシステム」を持て、ということである。

「Z作戦」は、それらのうちのひとつであると自負している。

前回のブログの「Z作戦のかんたんな定義」で述べたように、「Z作戦」は、競馬の「主催者であり胴元であるJRA」が、ギャンブルビジネスとしての競馬を成り立たせるために行わざるを得ない「オペレーション(運営の意図)」に乗っ取った(あるいは、オペレーションを逆手にとった)作戦であるからだ。

とはいえ、Z馬がいるレースに参加しても、すべてのレースで的中できるわけではない。
確率からいえば、参加した5レースのうち1回的中すれば、回収率はマイナスにならない勘定だが、土日に1回も的中しないこともあれば、3~4回決まることもあるので忍耐が必要とされる(今年の初日は、取り上げた4レース中2レースでZ馬が馬券になった)。
「Z作戦」という「網」を張って待ち続け、向こうからそのパターンにはまり込んでくるのを「すくい取る作戦」なのだから、ひたすら、かたくなに「同じ作戦」で参加し続けるしかない。

*これまでは、14頭立て以上の出走があり、11時の時点でのオッズからZ作戦で参加できる様相を見せているレースは機械的にZ馬を紹介してきましたが、今年は、もう少し精度を上げたいと思います。



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今年の初重賞はどの馬?

最初に、かんたんに「Z馬」「Z作戦」の定義を・・・・。

①JRAはギャンブルビジネスの主催者であり、胴元でもあるので、レースを面白くするために「波乱のレース」を演出する必要がある。

②従って、何レースかに一つ、波乱のレースが生起するが、やみくもに本命サイドの馬を切り捨てたり、人気薄の馬を起用した馬券を構成してはだめ。何らかの「システム」が必要。

③Z作戦とは、午前11~12時頃のオッズをチェックし、単勝の8~10番人気で、しかも単勝オッズが20倍あたりにいる馬(Z馬)を採用して、「波乱のレースをすくい取る」穴サイドの馬券作戦である。

④多くの場合、Z馬は2、3着になるので、馬連、3連複は人気上位の6頭を相手にしたフォーメーションを構築する。

⑤Z作戦で参加した「4~5レースに1回」の的中をめざす。
馬連で4000~8000円、3連複は8000~2万円あたりの配当が期待できるので、システムに従ってかたくなに投票する(休み明け、馬体重の増減に関係なく)

⑥A、B枠に同居したZ馬、G枠のZ馬、H枠のZ馬などに妙味がある・・・・過去の当ブログを参照。

さて、
「中山金杯」は、いかにも「GⅢのハンデ戦」といった様相。
コスモファントムが1番人気に祭り上げられた?のには驚いた。
重賞実績のない馬が1番人気にさせられて、こけてしまうシーンを昨年は何回も見させられた。
しかし、馬連のオッズを見ると、この馬の2着争いのような様相を見せている。
こんな状況をどう判断するか・・・・1番人気だけに、疑ってかかったほうがよいのではないか。

前走のハンデ戦より増量になっている馬は、マイネルスターリー(函館記念を56キロで勝ち、アルゼンチン共和国杯で1キロ増量)、キョウエイストーム、コスモファントム、アクシオン(昨年のこのレースの勝ち馬で、昨年より0.5キロ増)、ナリタクリスタル。
ハンデが増やされた馬は1着候補。
モエレビクトリーも準オープンを57キロで勝ち、今回3キロ減の54キロで出てきたので、要注意。

さらに、2番人気ミステリアスライト、3番人気モエレビクトリーが8枠に同居したので、コスモファントムが消えればこの枠(しかし、コスモの代役もあるのでむげにも切れなくて・・・・)

そして、Z馬は③キョウエイストーム。
これも、重賞実績はないが、3走前にGⅢ重賞で2着があり、中山巧者。
A馬のコスモファントムと同居したので、代役か、ぞろ目の可能性も考え、3連復は上記の馬たちとのフォーメーションも考えておこう。


「京都金杯」は、1番人気のリーチザクラウン(58キロ)の取捨がカギ。
1番人気の馬はそこそこ走っているし、先に行けるのもよい。
しかも、この馬の同枠に2番人気のライブコンサートが入った。
こういう場合は、ほとんど「2枠が軸」といってよい。

そして3枠の3番人気のガルボの枠にZ馬のネオヴァンドームが同居した。
①サンディエゴシチー、②シルポート、⑦ダンツホウテイ、⑪ショウリュウムーンあたりと、どううまくフォーメーションを構築するかだ。

他のレースのZ馬候補を挙げてみると・・・・
中山10R「初日の出S」はZ作戦の様相にない。

中山12Rは、③プラージュと⑧トウショウデザート。
プラージュはA馬(1番人気)のディオーサと同居したので代役もあり、トウショウデザートは「G枠のZ馬」なので注意。

京都9R「初夢S」、京都10R「万葉S」はZ作戦の様相でなく、
京都12Rは、⑫パープルタイヨーと、その次位人気のピースピース(B枠に同居、エアラフォンの代役も)。

さて、今年は目下の懸案事項である「枠からの発想」に磨きをかけたいと思います。
JRA競馬の原点は「枠」にあり。

今年もよろしくお願い申し上げます。




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金杯で乾杯!・・・・月並みかな?

昨年の有馬記念は、ヴィクトワールピサのアタマを決められたので、一応満足。
(しかし、1着~3着までが外人騎手では・・・・向こう側の人たちは何を考えているのだろうか)

小倉12R「2010アンコールS」は、Z馬のアーバンストリートが3着に滑り込んでくれたが、相手が6番人気と12番人気では・・・・。
しかし、レース展開は「JRA-VAN・NEXT」のコース特性に書いてあるように、「開催終盤のレースでは、外~外で決まる可能性が大きい」という指摘通り、枠連の8-8で決まり。
しかも、6番人気と12番人気の組み合わせなのに枠連は6440円、馬連は18800円・・・・みんな、よく知っているなあと感心。

今年も、東西の「金杯」の枠順が発表になった。
中山の金杯は、2000m、GⅢのハンデ戦で、昔からまぎれが多く、毎年、「荒れる、荒れる」と言われながら、しっかり荒れるレースだ。
昔は、このレースを勝って春の天皇賞を制したクシロキングなどという馬もいた(1986年)が、最近は、しっかり「荒れるGⅢのハンデ戦」として定着してしまった。
という意味で、Z馬の激走も期待できるレース。
いかにして人気薄の伏兵馬をみつけるか・・・・明日のオッズの発表を待ちたい。

一般には、JRAの競馬は金杯に始まり、暮れの有馬記念で終了というイメージがつよい。
しかし、JRAのカレンダーでは、競馬は夏の新馬戦から始まり、ダービーで終わりというのが正しい。
そういう意味では、すでに明け3歳の競馬はその半分のスケジュールが終了しているわけで、これからデビューを飾る馬は、ディープインパクトとか、カワカミプリンセスとか、よほどの高素質の実力馬でないとクラシック路線に乗るのはむずかしい。
牡馬なら、共同通信杯~きさらぎ賞~スプリングS~弥生賞とふるいにかけられながら、クラシックを勝ち取る馬が生き残っていく。
今年はどんな馬が、どんなレースぶりを見せてくれるのだろうか。

今年のJRAの目玉は「5重賞」。
ただでさえ「アタマ」は当てにくいのに、5レースとは・・・・。

いかに当てにくい馬券であるかは、馬トモである有馬さん(私の愛読ブログ「有馬学のRFC馬券」)が計算してくれている。

http://alleysan.exblog.jp/d2011-01-04/

なんと、5レースがフルゲートの18頭立ての場合、単純計算で的中確率は約189万分の1なのだそうだ。

これでは、馬連~3連複、3連単の導入で、一気に馬券購入が「100円単位化」したのに、さらに拍車がかかりそうだ(いっそ、10円単位で売ってくれないだろうか)。
JRAには、馬券の売り上げを増やすことが至上命令であるはずなのに、どうも、方向は逆を目指しているように思える。

馬連~3連複~3連単の時代だからこそ、「枠連」を。
競馬の原点は「枠」にあり・・・・今年も、「枠から発想して馬連~3連単へ」という思考にみがきをかけたい。
そして、できたら本にまとめたい。

(いつまで続くかわかりませんが)今年もよろしくお願い申し上げます。



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