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師走競馬は餅つき競馬

20年ほど前までは、よく、師走の競馬は「餅つき競馬」と言われた。
それまで成績不振だった厩舎や騎手、馬主が、(年間売上の)帳尻をあわせるために、ここでめいっぱいの勝負をしかけてきて、馬券が大荒れになった。
枠連の競馬でも、なんでこんな馬(枠)が来るのだろう、と思われる馬が激走し、大荒れになったものだ。

枠連で「荒れる」といえば、当然「G枠」か「H枠」に入った馬の激走、もしくは、A馬、B馬に同居した馬の激走ということになる。
この師走の競馬、1頭1頭の馬のチェックも欠かせないが、出馬表の全体を見回して、「G枠」「H枠」に怪しげな馬がいないか、チェックしてみるのも一つの手だと思う。
わからなかったら「G枠」「H枠」だ。

きょうは12時頃のオッズチェックとなったが・・・・

中山11R「ステイヤーズS」は、一昨年の勝ち馬で、落馬、失格から再復帰した横山のエアジパングとなった。
菊花賞2番人気で善戦のトウカイメロディが1番人気、昨年、3歳でここを勝ったフォゲッタブルが2番人気で、両頭とも3枠に同居したので、軸はここか。
枠もこの枠から売れている。

中山12R「市川S」は、⑬ニシノメイゲツ(8番人気)と⑫キタノリューオー(9番人気)が8枠に同居。
ここは、枠連で攻めるべきか、もちろん、8-8も。

阪神10R「堺S」はハンデ戦で、58キロを課せられ、4番人気になった(前走1番人気)①アドバンスウェイの取捨がポイント。
1番枠に入り、すんなり先行すれば残り目(勝ち目)もあるのではないか。
Z馬候補は3頭いて(今後のオッズの変化に注意)、⑪ラルーチェ、⑥プリンセスペスカ、⑧アドマイヤテンクウ。
いずれも可能性がありそうなので、うまくフォーメーションに組み入れたい。

阪神11R「鳴尾記念」は、少頭数ながらいいメンバーがそろった(なつかしや、フローテーションの顔も見える)。
⑪ルーラーシップ、⑩ヒルノダムールなど、春の3歳クラシック戦線を盛り上げた馬も出てきた。
オッズからZ馬になったのはショウリュウムーンで、桜花賞、オークスで狙った馬だった。
夏競馬で好走したセイクリッドバレーも意外な7番人気で、ここらまで押さえる必要があると思う。

阪神12Rは、④マイネルカリバーンが1.9倍のダントツ人気。
Z馬候補は⑨シャドークロスだが、こういうレースこそ、根拠はないが、頭がカタイときはヒモが荒れる・・・・で、G枠、H枠あたりに流す手もあるかもしれない。

暮れの小倉はなんでもあり、まともに考えるのがイヤになる・・・・みたいな小倉のオッズの様相だ。
君子危うきに近寄らずか、あるいは、荒れることを見込んで果敢に攻め込むか・・・・。

小倉10R「耶馬溪特別」は、一応⑰ニシノモレッタ(8番人気、16.1倍)だが、この下にいる⑬ラヴィンザダーク、③リネンパズル、⑧タムロウィングなどの可能性もある。

小倉12R小月特別」も、オッズからはどの馬が飛んできてもいい状態。
20倍台の後半だが、G枠、H枠に該当するので、あえて⑨キャンディームーン(G枠)、⑧スズカサクセス(H枠)を選んでみるのはどうだろうか。

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