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レースの波乱度をどう読むか

波乱になるか、おとなしくおさまるか・・・・それがわかれば、それに沿った買い方ができる。
わからないから、あれこれと悩む。
荒れるハンデ戦というけれど、先週あたりは人気サイドでおさまってしまった。
ハンデ戦でも、波乱にならない場合もある・・・・やっかいだ。

頭数がそろえば、レースが波乱になるかどうかは別にして、8~10番人気の馬が、「単勝オッズ20倍」のZ馬候補になることはよくある。
しかし、飛んでくるのは、3~4レースに1回くらいの確率である。
Z馬がいるレースでも、そのレースが波乱になるかならないかの判断がつけられないか・・・・。
ここのところ、そういう視点でレースを眺めている。

ヒントはある。
私が、30年以上もチェックし続けており、「Z作戦」のヒントをもらった「トータライザー紙」である(いまはオンラインで配信してもらっている)。
先週も書いたが、トラックマンがつけた印(主観)によって新聞の出馬表に◎○▲などが並び、結果的にレースの人気が醸成されるのだが、トータ紙は、独自の手法(コンピュータ)で、戦歴が違う馬同士が一つのレースに出てきたときに、それぞれがどのような支持率をシェアするか(人気)を計算している。
人の主観でなく、冷たいコンピュータの視線で、30年以上にわたって、同じ手法で計算しているのだから、トータの視線に立てば、各馬の人気の度合いがある程度客観的につかめるのではないかと思っている。
トータ紙には、枠の人気の相関関係を票にした「枠順位相関表」というのがあり、そこに示された「係数」が、0.69を分岐点として、荒れる、荒れないがある程度判断できるとしている。
波乱傾向なら、トータ紙の△以下の馬から勝ち馬候補を選べばいいし、荒れないとみれば、◎○▲あたりから入ればいい。
ただし、勝ち馬が人気サイドであっても、Z馬は3着に入って3連馬券に波乱を演出することがしばしばあるので、痛し痒しなのだが・・・・。

というわけで、これまで、このエントリでは、Z馬がいるレースは、機械的にZ馬候補を挙げてきたが、これからは、「波乱傾向にあるZ作戦で狙えるレースのZ馬」を紹介することにしたい。
参加するレースが減るだろうし、もしかすると、そういうレースの中にも波乱は生じるかもしれないが、それはそれで仕方がない(が、投資効率は上がるのではないか)。

原則として、次のようなレースには参加しない。
①2歳~3歳の春までのレース
②13頭立て以下のレース
③オッズが、Z作戦でねらえるパターンになっていないレース
④トータの指標で、波乱が期待できそうもないレース

というわけで・・・・

きょうのメインは京都11Rの「エリザベス女王杯」。
オッズからのZ馬は、⑦アニメイトバイオなのだが、過去10年、Z作戦のパターンで決まったことがない。
最近、とみに騎乗が巧みになってきた田辺の一発にかけてみるか。
もっと人気になると思われた外国馬ダンシングレインに意外に人気がなく、逃げるのはこの馬だけ。
逃げ残りをねらった3連馬券が面白そうだ。

京都8Rは、⑬ナムラブレットが「G枠のZ馬」、⑩トシザツンツンが「H枠のZ馬」となった。

京都12R「京都ロイヤルP」は、メモリアルイヤー(8番人気)、トーセンピングス(9番人気)が4枠に入り、これが「G枠」となった。

東京10R「ノベンバーS」は、ハンデ戦。
だが、7番人気の⑩ナシュワンヒーローが17.5倍、次の8番人気が⑬マイネソシエールの25.3倍となり、オッズがどう動くか微妙。

東京11R「武蔵野S」は、Z作戦のパターンにない。

新潟10R「白根特別」も、G枠に⑥エーブフウジン、H枠に⑬ショウナンカミングとなった。

新潟11R「みちのくS」も、G枠にアラマサローズ、H枠にロードバロックとなった。

きょうは、G枠、H枠にZ馬がいるケースが目立つ。
G枠、H枠にZ馬が入った場合は積極的にねらっていっていいし、2頭とも残る「Z-Z」のパターンも考えておきたい。

新潟12R女池特別」は、G枠にエトピリカ(13倍だが)、A枠にウインロザリーが入った。
代役、ぞろ目、そして「A-Z-Z」のパターンに注意。

さて、きょうはどうだろう。
二つ三つ、飛んできてくれそうだが・・・・。
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