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「枠の補強」は初日から始まっていた!

今年になって4日間の競馬の結果を見て、何か変わったことに気がつかなかっただろうか。

そう。やたらと「ぞろ目」、あるいは「ぞろ目くずれ」が多かったことだ。
しかも、「A枠(1番人気枠)」、「B枠(2番人気枠)」、そして「Z馬の枠」で、である。

いつも、「Z馬が同居したので、ぞろ目、代役に注意」と書いている。
その傾向が、今年に入って顕著に現れているのである。


初日の「中山金杯」では、2枠のキョウエイストーム(11番人気)をZ馬に指名した。
勝ったのは、同枠のコスモファントム(1番人気)。
2-2のぞろ目で、馬連は5360円。
3着には5番人気のナリタクリスタルが入り、3連複は10770円。
(このレース、ハンデが増量になった馬同士で1、2、3着)

同じ日の京都12R。
②ピースピースをZ馬に指名。
同枠に入ったエアラフォンはB馬(2番人気だった)。
ピースピースは3着、エアラフォンが2着で、勝ったのはA馬(1番人気)のサワノパンサーだった。
馬連は680円だが、3連複は6150円となった。

この日は、中山の「初日の出ステークス」でも4-4のぞろ目が出ていた(5番人気×6番人気で、馬連9200円)。


2日目(連続開催の初日)は、
京都11R「新春ステークス」で、トーセンイマジゲンをZ馬に指名、「秋山の騎乗ぶりに注目・期待」「社台グループから4頭出ているので注意」と書いた。
結果は、そのトーセシマジゲンが勝ち、2着に社台のうちの1頭⑤スペルバインド(武豊)が入り、馬連7350円が的中。
そして、3着にトーセンと「同枠のノボリデューク(11番人気)」が入り、3連複は12万円馬券となってしまった。

さらに、その後の中山12Rでは、③ケージーカチボシをZ馬に指名し、「2-2のぞろ目も買ってみたい」と書いたら、2-2の枠連は28550円(ブログを書いたときは314倍)、馬連で26570円となってしまった。

ふだんは、3歳の競馬はZ作戦では参加しないのだが、中山の「寒竹賞」では8番人気のサトノタイガーが3着に(2着は同枠のトーセンイーディ)、京都の福寿草特別では9番人気のコスモヘイガーが1着と、「Zゾーン(単勝20倍前後)の馬が馬券にからんでいた。


そして、3日目の京都11R「シンザン記念」では、8番人気のレッドデイヴィスが1着と、ここでもZゾーンの馬が活躍。
こうした傾向を見て、きょうの「「フェアリーステークス」でも、Zゾーンの馬として③フジチャンと⑬スピードリッパーをあげたわけである。
ダンスファンタジアとスピードリッパーの1、2着となった(1890円)。

3日目の中山のメイン「ジャニュアリーS」も、ティアップワイルド(1番人気)とツクバホクトオーの5-5のぞろ目で決まった(1360円)。


そして、4日目の今日の競馬である。
中山9R「成田特別」で、「Z馬であるトレージャーバトルの先行力に注目」としたが、3着に粘り、勝ったのは同枠のグルーオン(2番人気)、2着は1番人気の⑭ロジサイレンスだった。
馬連は逃したが、3連複は4660円。

京都10R「山科S」は、Z馬候補は5枠の2頭を挙げたが、勝った馬はもっと人気薄の⑪スペースフライト(10番人気。単勝4520円)。
しかし、この馬は2番人気の同枠の馬だったのである。
そして、2着は1番人気のノルマンディ。
つまり、枠連はがちがちの1番人気で320円、しかし、馬連は6470円となってしまった。
B馬の同枠の馬が代役を果たしたわけである。
枠連を分厚く買っている人は、これでも大的中である。

そして、京都のメイン「淀短距離S」は、Z馬に指名したシャウトライン(9番人気)が、1番人気のケイアイデイジーとの1枠に同居。
「京洛ステークスを経由してきた馬が来るのではないか」と書いたら、その通り、1着はショウナンカザン(3番人気)。
2着にシャウトライン、3着にケイアイデイジーとなり、馬連は10760円、3連複は7260円と的中。

さらにさらに、中山12R。
勝ったのは、軸と指摘した6枠の⑩サトノエクスプレスだったが、2着は、発走直前にZゾーンに滑り込んできた③ラインジェシカ。
この枠には3番人気のアーバンウィナーがいて、枠の順位ではB枠。
そして、そのアーバンが3着に入ったため、枠連は1番人気の450円。
しかし、馬連は5620円、3連複は8370円となってしまった。
(Z馬の指名は、11~12頃のオッズを基本としているが、発走前までオッズの動向には注意している。発走前にZゾーンに入ってきて激走するケースも見られる)。

同じ枠の馬同士が、1、2、3着を占める・・・・。
以上、述べたように、いわゆる「ぞろ目」、「代役」、さらに「ぞろ目くずれなどの「枠の補強」というJRAのオペレーションが、この4日間の開催の馬券の主流をなしていたことがわかる。
来週以降も、この傾向が続くとは、限らない。

このような「枠の補強のオペレーション」は、漫然と、ただ馬を眺めていただけ(馬連の発走)ではつかむことができない。
いつも、「枠から発想せよ」と言っているように、とくに、「A馬(1番人気)」、B馬(2番人気)」、そして「Z馬の枠」には深く注意を払わなければならない。
そして、とくに、Z馬がA枠、B枠に同居したときは「要注意」なのである。

Z馬が激走するのは、4~5レースのうち1回くらいの確率である。
しかし、人気薄の馬から入り、波乱の馬券をすくい取る方法なので、それくらいの的中率でも、回収率はプラスが期待できる(そのときの勘、ひらめき、買い方の工夫などで爆発的な配当を手にできるかもしれない)。


いま、JRAの競馬ははっきり、馬連~3連復~3連単(さらに5重賞)に向かっている。
そんな時代なのに、なぜJRAは「枠」でくくって出走馬を出してくるのだろう。

結論はおいておくとして、今年はぜひ、枠から発想して馬券を検討することをおすすめしたい。

質問、疑問などがありましたら、下記アドレス宛にお寄せください。
できる限り、このブログ上でご説明いたします。

久保川 真  kubokawa555@gmail.com



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