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またまた、枠から馬連、3連単へ・・・・

JRAは、この馬連、3連単の時代にも、出走馬を枠で管理して出走させているから、「馬券は枠から考察して、馬連、3連複、3連単に応用するべきだ」と何度も書いてきた。

たとえば、もっとも簡単な「枠」の使い方。
枠連を、人気順にタテに並べてみるのだ。
先日の「富士ステークス」なら、
3-5
3-8
1-3
3-4
3-6
5-8
となっていた。
3枠には、1番人気のリルダヴァルがいて、一見すると、この馬を中心にした2着争いの様相だった。

結果は、リルダヴァルが消えて、5枠のダノンヨーヨーが見事な勝ちっぷりを見せた。
リルダヴァルのように、重賞未勝利の馬が1番人気に祭り上げられると、このように飛んでしまうケースがよく見られる。
私が愛読しているブログ「落ち込まない馬券術」の筆者も、よく、このことを力説している(このブログの左の下)。
枠連の結果は、2着に人気薄のライブコンサート(H枠)が飛び込んで、2-5で11120円。

翌日の「菊花賞」の枠連を人気順に並べてみると・・・・
1-5
5-7
2-5
1-7
5-8
3-5
となっており、ときおり、2-5と1-7の順位が入れ替わっていたが、5枠のローズキングダムから売れていたことがわかる。
結果は、3-5で1910円。
1着は、F枠(枠順位の人気で6番目という意味)のビッグウィークが逃げ切ったが、ローズは人気の責任を一応果たしたといえる。

*ここまでの結論
馬券の一方の軸は、ほとんど、「枠連人気の上位3番人気までの枠の中」に含まれている。

なーんだ?

自分が、この馬が2着までに来ると踏んだ馬がいたら、その馬から枠連の上位2~3番目までに含まれる枠に流しておけばいいのである。
「Z馬」がいたら、その馬から、人気上位の馬に流せばよい。

実際、日曜日の東京11R「ブラジルカップ」では、Z馬候補(エアマックールとクリーン)が6枠に同居しており、「ここから枠連で攻めるべきだ」と書いた。
結果は、2番人気のインバルコが勝ち、エアマックールが2着。
枠連は3230円、馬連は5460円、3連複は24130円となった。
当時、枠連は、3-8、1-3、1-8と三つどもえの様相を見せ、1着のインバルコは、枠連の2番目に出てくる1枠に入っていた(枠連の買い目は、3-6、1-6かあるいは6-8を追加)。

同様に、同じ日の京都10R「桂川S」でも、Z馬候補として注意を呼びかけたティファニーケイスが逃げ切って、2着に1番人気のレディルージュが入り、3着は4番人気のパドトロア。
枠連の人気は、上位から1-8,4-8,7-8・・・・だった。
枠連の買い目は、ティファニーケイスの3枠から、1-3、3-4、そして3-7、3-8への4点。
枠連は1-3となって3900円。馬連は4970円、3連複は9900円となって、大成功だった。

枠連の上位3番人気までのうちに、馬券の片割れの枠が含まれている・・・・ということがわかっても、相手が人気サイドで決まる場合もあるので、そう点数も広げられない。
どうにかして、相手をしぼりたい。
その代表例が「Z作戦」なのであって、これは本命サイドの馬券作戦ではないので、ストレスはたまるが、爆発力は大きい。

相手をしぼる方法も、これまでのこのブログの中で、ところどころで触れているので、ぜひ読み返していただきたい。

もうひとつ。
私のZ作戦が、競馬専門誌「トータライザー」からヒントを得たことは何度も書いている。
このトータライザーには、40年以上も前から、「枠連の1点予想」が載っている。
ご承知のように、トータライザーは、人間の思惑が入らない、コンピュータによって数字処理された専門誌である。
過去に違ったレースを使い、さまざまなステップからレースに参加してきた馬たちが、そのレースで、どのような人気のシェアを獲得するか計算し、単勝の予測オッズを出している。
当然、過去によい成績を残してきた馬の数値は高くなるので、その数値からオッズを算出すれば、人気上位の馬ということになる。
こうして選び出されたトータライザー上の人気上位の2頭で、枠の1点予想が組まれている(要するに◎-○である)。
そして、ここがすごいのだが、この1点予想で示されたどちらかの枠が来る確率は、ほとんど80%以上なのである。

先週の土曜日(4回東京5日目)は、トータライザー紙上に掲載された17レースのうち、16レースでどちらかの枠が入っていた(そのまま的中は2レース)。
菊花賞当日は、菊花賞や、前述のブラジルカップ、桂川ステークスを含めて全18レースのうち、14レースで1点予想のどちらかの枠が入ってきていたのだ。

おわかりのように、先に述べた、枠連の上位3番人気までに含まれる枠は、多い場合は4つになってしまったりする。
しかし、トータライザーは1点予想だから、たった2つの枠でいいのだ。
自分が、これぞと思った馬がいたら、そこから、この二つの枠に流せばよい。
馬連は、この枠の中にいる馬に流せばいいし、3連複は、例えば、Z馬を軸にし、この2頭の馬(A、B馬)と、それ以下の4頭(単勝人気順位で6番目まで)の馬とのフォーメーションを組めばいいのだ。

しかし・・・・「富士ステークス」のように、ダノンヨーヨーを選ぶことはできても、最低人気枠(H枠)のライブコンサート(単勝60倍)などのような馬に飛んでこられてはたまったものではない。
このあたり、競馬は、じつにうまく「仕組まれているなあ」と痛感させられる。

トータライザーは、東京都内の特定の駅、コンビニでしか売られていないようだが、インターネットでも入手できる。
初代社長の柏木久太郎氏の息子さんの次郎さんがブログを執筆しており、「目からウロコ」の馬券構築のヒントになる記事を書いておられる。

http://www.navikeiba.com/

次回は、さらに、トータ紙や、他のツールを使った候補馬のしぼり方などに迫ってみたい。



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